札幌から40分!当別の穴場グルメ!天然の落葉きのこそば&つきたてのお餅で味わう「秋の味覚尽くし」
札幌から車で40分ほどの、自然豊かな当別町。
貴重な落葉きのこを使用したそばや、手つきのおもちで作るお餅膳など、今年オープンしたばかりの穴場グルメを紹介します。
山の恵みを味わう『青山のさんさい食堂』
札幌と当別町をつなぐ国道275号線沿いに、今年9月にオープンした「青山のさんさい食堂」。
山菜を使用したメニューが味わえる食堂で、店内には直売コーナーが併設されています。
直売コーナーには、落葉きのこや山ぶどうなど“天然の山の幸”がずらり。
店主の菅原さんは、山菜採り名人だったお父さんの影響で20歳の頃から山に入っているという“山菜ハンター”なんです。
春の行者にんにくから秋のきのこまで採るという、山菜採りの大ベテラン。
「もっと多くの人に山菜のおいしさを知ってもらいたい」と、直売所だけでなく食堂を始めたんだそうですよ。
「青山のさんさい食堂」の看板メニューは、『落葉きのこそば 1,000円(税込)』。
菅原さん自ら採ったという、天然の落葉きのこをたっぷり使った一杯です。
落葉きのこは、希少価値の高い天然きのこで、カラマツの生えている場所にしか育たないことから収穫がむずかしく、幻のきのことも呼ばれています。
ぷるんとした食感とシャキッとした歯ごたえが特徴。
森の水や空気をそのまま閉じ込めたような自然の味わいで、スーパーではなかなか手に入らない貴重なきのこです。
食堂では、北海道産の天然松茸を贅沢に使った『松茸ご飯』も販売していたんだとか。※今シーズンの提供は終了しています
8月末から9月中旬までの短い期間しか採れない貴重な北海道産の松茸。
香り高く肉厚な松茸の炊込みご飯と、小鉢2品のセットを1,000円という価格で提供していたそうですよ。
ほかにも、ハンター仲間から仕入れた鹿肉と山菜を合わせた『鹿肉わらびそば 1,200円(税込)』など、ここでしか味わえないメニューが並びます。
旬の山菜を通して自然の恵みを届ける『青山のさんさい食堂』へ、足を運んでみてくださいね。※11月中旬まで営業
青山のさんさい食堂
住所:石狩郡当別町樺戸町331
営業:午前11時~午後3時(L.O午後2時30分)
定休日:金曜
※11月中旬まで営業
校舎を改装した『風鈴ちり』
続いて訪れたのは、閉校した当別東小学校の校舎を改装し、今年4月にオープンした『風鈴ちり』。
毎朝つきたての“手つき餅”が味わえるお店です。
お店を営むのは、若松さんご姉弟。
昔ながらの手つき餅は、北海道産のもち米をせいろで蒸し、毎朝杵と臼を使用してついています。
看板メニューの『秋のもち重セット 1,800円(税込)※数量限定』には、こしあん、ゴマあん、ほうじ茶きなこ、栗あんにくるみ五平餅など、秋らしい味が勢ぞろい。
つきたての柔らかいおもちは、口に入れると自然な甘みが広がります。
こしあんは、小豆から炊いて約5時間かけて作るという手の込みよう。
伊達巻など、どのメニューも手作りにこだわっているんだそうですよ。
もち重セットの中央に乗る「あげもち」は、お客さんやスタッフから大人気の一品。
外はカリッと、中はもっちりのあげもちの上から、きのこのだし汁と春菊をのせています。
お客さんからのリクエストもあり、あげもち単品でも提供するようになったそうですよ。
このほか、温かいおしるこが付いた『もちぺったんセット 1,100円(税込)』も人気メニュー。
小さな杵と臼がセットになった、かわいらしいセットが楽しめます。
11月からは『お雑煮 850(税込)』など、寒くなった季節にぴったりのメニューも始まるそうですよ。
手つきのおもちが食べられるお店を姉弟で始めたきっかけを尋ねると…?
「もともと家族みんなおもちつきが大好きで。小さいころおばあちゃんの家で毎年していた」と、姉のそよりさん。
「手つきのおもちがいつでも食べられるお店ができれば、その温かい気持ちが広がって、お客さんもみんな家族みたいな感じになれば最高かな」と笑顔で話してくれました。
おもちへの愛と温かさがあふれる『風鈴ちり』。営業日をお店のインスタグラムでチェックして訪れてみてはいかがでしょうか。
風鈴ちり
住所:石狩郡当別町東裏2796-1
みんテレ10月3日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)