25年ぶりに母校で再開 函嶺白百合で75周年事業
箱根町強羅の函嶺白百合学園で9月14日と15日に「白百合祭」が開催された。同学園の中学・高校生がこの日のために展示や企画を準備し、「男装カフェ」や「インスタ映え企画」、文化部の発表など年に一度のイベントを楽しんでいた。
創立75周年目となる今年は、15日に小学校企画の記念事業として「タイムカプセル開封式」も行われた。これは同学園創立50周年の節目に小学生が埋めたタイムカプセルを25年ぶりに開封する事業で、当時小学生だった同級生のほか教諭も駆け付けた。
当時小学生だった全児童のうち、3分の1にあたる約80人が集まり、「卒業してから来ていなかったが、久しぶりという感じがしない」、「とてもアットホーム。戻って来られる場所があるっていい」、「先生や先輩、後輩も集まって、学校全体の同窓会みたい。来てよかった」と、久しぶりの再会を喜び、アルバムを見返しながら思い出話に花を咲かせていた。
広瀬節枝校長は「みなさんお帰りなさい。『ごきげんよう』とあいさつをするのは久しぶりだと思いますが、函嶺白百合学園の生徒はこのあいさつでつながっていると思います」とメッセージを送っていた。