『ヴェノム:ザ・ラストダンス』めざせ前作超えヒット、初週末の動きに注目
ソニー・ピクチャーズによるマーベル『ヴェノム』シリーズ泣いても笑っても最後のサヨナラありがとう完結映画は米専門家の見立てによると、2024年10月25日の米公開初週末で7,000万ドルの興収となる見込みだ。
今年劇場公開のアメコミ映画としては、マーベル・スタジオ『&ウルヴァリン』が初週末2億1,224万ドル、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が3,768万ドルの初週末成績だった。
シリーズとしては、『ヴェノム』(2018)が8,026万ドル、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が9,000万ドルだった。前2作よりも低い見立てとなったのは、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が予想外の惨劇となったことも尾を引いているようだ。実は米が『ジョーカー2』公開前に立てた予想値は8,000万ドル〜1億2,000万ドルだったのだが、米は最新の記事で7,000万ドルまで落としているという動きがある。
とはいえ、ファンの期待に正面から応えた『デッドプール&ウルヴァリン』が好記録となったことを見れば、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』もうまく立ち回れば前2作と同等、またはそれ以上まで跳ね上がることもあり得るだろう。先述したように『ヴェノム』は作品ごとに初週末記録がステップアップしていることもある。ちなみに米Deadlineは、25歳以下の男性層の認知度で本作がリードを獲得していると伝えている。
最終的な世界累計興収では『ヴェノム』が8.5億、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が5億ドル。実は1作目と2作目は米国内興収がほぼ同額(2.1億ドル)なのだが、コロナ禍もあり海外興収が半減している。日本での興収は粘りを見せており、10月25日の先行上映で実質日米同時リリース。日本でも弾みをつけてエディとヴェノムの有終の美に花を添えたい。
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は2024年10月25日(金)26日(土)27日(日)Filmed for IMAX®、Dolby Cinema®にて先行上映(字幕版)。11月1日(金)全国公開。【字幕版】Filmed for IMAX®/Dolby Cinema®/Dolby Atmos®/ScreenX with Dolby Atmos®、【字幕版/日本語吹替版】2D/MX4D®/4DX/ULTRA 4DX/ScreenX(字幕版/日本語吹替版)。
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