『ジョン・ウィック:バレリーナ』初映像、VSノーマン・リーダス戦が展開 ─ アナ・デ・アルマス火炎放射「106人焼いた」
キアヌ・リーブス主演の大人気アクション『ジョン・ウィック』シリーズ初となるスピンオフ長編映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』より、初の特報映像が公開された。主演アナ・デ・アルマスが、ノーマン・リーダスと死闘を繰り広げている。亡くなったランス・レディックがインタビューに応える生前姿も見られる。
本作『バレリーナ』は、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に初登場したバレリーナを主人公に、殺し屋に家族を奪われた少女イヴ・マカロが復讐のために殺し屋へと変貌していく物語。『パラベラム』と第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)の間が舞台となる。
主演は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でもアクションの片鱗を見せたアナ・デ・アルマス。本家シリーズからキアヌ・リーブスをはじめ、ウィンストン役のイアン・マクシェーン、シャロン役の故ランス・レディック、ディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンも登場する。
映像はブラジルコミコン2024で上映されたもののようだ。アルマスが演じるバレリーナが格闘術の激しい訓練を経て、ジョン・ウィックさながらの生々しい戦闘に挑んでいく様子を見ることができる。2023年3月に逝去したランス・レディックが「こんな形で世界観を拡張できるとは予想外でした。それでいて完全に繋がっています」とインタビューに答える様子も収録されている。
「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスが敵役で参戦。「どこに踏み込んだのか、わかっていないようだな」とのセリフとともに、アルマスと激しい銃撃戦に身を投じている。
映像の最後には、驚くべき火炎放射器シーンも登場。『ジョン・ウィック』シリーズといえば、劇中で主人公が何人の敵を殺すかを数える「キルカウント」記録が密かな恒例となっているが、この火炎放射器でアルマスは「106人くらい焼いたと思う」とコメントしている。「最初の1人を焼いた時は泣いたけど、後の105人は大丈夫でした(笑)」。
監督は『アンダーワールド』シリーズのレン・ワイズマン。映像では「これは女性版ジョン・ウィックというわけではありません」と、独立した見応えとなっていることをアピールした。
映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』は、2025年6月6日に米国公開予定。