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猫と暮らす家を選ぶときに大切な条件7つ 安全で快適な生活を送る選び方のコツ

ねこちゃんホンポ

契約前に最低限確認してほしい条件

1.ペット可物件か

一口にペット可といっても、物件によって詳しい条件は異なります。

「猫は1匹まで」「小型犬のみ」といった条件を見逃さないでください。

ペット不可で無理やり飼うのはルール違反で、強制退去や高額な修繕費用につながる恐れがあります。

理解ある大家さんに出会えるまで、根気強く探し続けることが大切です。

2.低層階を選べるか

浸水の心配がなければ、猫を飼う上で低層階を選ぶメリットは大きいです。

具体的には、落下リスクの軽減や、災害のときに猫を連れて移動しやすいといった点です。

猫が走り回る音が気になり、1階を選ぶ人も少なくありません。

たしかに近所に迷惑をかける心配は減りますが、外から他の動物が近づく可能性があるので気をつけましょう。

ちなみに、筆者は猫の景色の見やすさを優先し、2階を選びました。

3.動物病院へアクセスしやすいか

住まいの近くに動物病院があると、いざというときに安心です。

動物病院に行くこと自体が大きな負担に感じる猫も多いため、移動時間のストレスは減らした方がよいでしょう。

距離の近さだけで決めてしまって後悔しないよう、評判を調べておくことも大切です。

また、かかりつけ医だけでなく、夜間などの緊急時に対応できる病院も探しておくことをおすすめします。

4.脱走防止の工夫ができるか

賃貸物件だけではなく、一軒家を選ぶ際にも確認しておきたいのが、脱走防止の工夫ができるかです。

例えば、玄関とリビングの間にドアがあるか、ベランダから直接外に飛び出す隙がないかなどが、重要なチェックポイント。

筆者は愛猫の性格を考慮し、サンルームタイプの物件を選びました。

設備的には条件を満たしていなくとも、脱走対策柵などの設置でカバーできる部分も多いので、内見時に確認しておくとよいでしょう。

暮らしの快適さを左右する条件

5.窓から外を眺めることができるか

猫は窓から外を眺める習慣を大切にしています。

健康維持やストレス発散に欠かせないことであり、ひなたぼっこができるよう、日当たりのよさもクリアできるのが理想的です。

もし窓がついている場合も、網戸が破れていないか、隙間から猫が脱出する危険性はないかを必ず点検してください。

6.猫の生活アイテムを置く場所を確保できるか

猫には、食事や排泄のために、専用の生活アイテムを置く場所が必要です。

ごはんやトイレが近いと嫌がりますので、十分に距離を取れるか確認しましょう。

また、1日の大半を寝て過ごすと言われている猫には、居心地のよい寝場所も外せません。

日当たりの良い場所や暗くて狭い場所が最適です。

スペースがかぎられる場合は、寝床・爪とぎ・遊び場を兼ね備えたキャットタワーを取り入れると効率的でしょう。

7.掃除・メンテナンスがしやすいか

猫は、嘔吐や粗相をしてしまうことがあります。

どんなに爪とぎ器を置いても、興味本位で壁や床に爪とぎをしてしまうことも。

あらかじめ考えられるトラブルを想定し、汚れが落ちやすい床や部分交換できる壁材を選ぶと安心です。

マットや爪とぎ防止シートも並行して活用し、被害を最小限に抑えましょう。

まとめ

猫と暮らす家は、そもそも数が少なく、全ての条件を満たすものはそう多くはありません。

今回ご紹介した7つの条件を参考に、優先順位を決めていきましょう。

内見の際にチェックする項目も多いため、あらかじめリストにまとめておくとスムーズかもしれません。

人にも猫にもやさしい家を選ぶことで、お互いが安心して過ごせる生活が叶えられるはずです。

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