英国らしい品と、釣りのために考案された機能性を兼ね備えた「バブアー」のジャケット【アウトドア名品図鑑】
アウトドアの歴史は、機能の進化の過程だ。技術の向上により淘汰されていくものがあるなかで、変わらない姿で残り続けるアイテムを名品と呼ぶ。現代まで続く、そんな名品たちをここに記していく。今回ピックアップするのは「バブアー」を代表するジャケットのひとつ「スペイ」だ。
Barbour|SPEY(スペイ)
1980 年にフライフィッシング用のジャケットとして登場した[スペイ]。一際目を引く短丈のシルエットは下半身が水に浸かった状態での釣りのために考案されたデザインだ。[スペイ]というモデル名はスコットランドで2番目に長い川であり、フライフィッシングの聖地でもある「スペイ川」に由来している。釣り人のことを考え生まれたジャケットはホスピタリティに溢れた実用服である。6 万1600 円(
バブアーパートナーズ ジャパンTEL03-6380-9170)