多摩市 食品ロス削減へ、レシピ制作 キューピー株式会社と協働
多摩市環境部資源循環推進課ではこのほど、キューピー株式会社と協働し、野菜の茎や皮などの葉材を美味しく丸ごと食べられるエコレシピを開発した。
市は食品ロス削減のため、食材の過剰除去(食べられる部分を多く除去し捨ててしまうこと)を減少させるため、野菜を食べるメニューの中で最も食卓に上がる頻度が高いと思われる「サラダ」に着目。マヨネーズなどでおなじみのキューピーと協働してレシピを考案した。
レシピは「まるごとキャベツとベーコンの焼きサラダ」「まるごとブロッコリーの焼きマヨサラダ」の2種類。どちらも野菜をまるごと使ったレシピで、同社のマヨネーズやドレッシングを味付けにしている。「サラダでできるエコ活動」と題したポップを活用し、市内スーパーマーケットでの掲示のほか、市ホームページに掲載されている。
100周年機に
市は、同社がキューピーマヨネーズを発売してから100周年を迎え、市内でも京王聖蹟桜ヶ丘駅(旧関戸駅)が開業してから100周年になったことから、これを記念した事業として行ったという。
市内ではサミット東寺方店や京王ストア桜ヶ丘店・多摩センター店などに掲示されている。市は今後も掲示店舗を増やしていく。