ついに冬将軍がやってくる…!大雪・ふぶき・寒さに注意で札幌ではダウンコートも 北海道の天気予報/2025年11月17日更新
北海道のあす18日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
ついに冬将軍がやってくる!
こちらは、きょう17日(月)夜9時の予想天気図です。等圧線が混んでますね。
そのため風が強まっています。前線が通過した朝は各地で雷雨になりましたが、今後は等圧線に沿うように北から、この冬初めて冬将軍がやってきます。強い寒気による「ふぶき」や「大雪」、「寒さ」に注意が必要です。
どのくらいの雪が降るのでしょうか。
これからあす18日(火)午後6時までの24時間予想降雪量です。日本海側で紫色が目立ちます。
上川北部の幌加内町など日本海側北部の多いところで50センチ、岩見沢から夕張、倶知安方面など日本海側南部は30センチの見込みです。大雪や吹きだまりによる交通障害、着雪による停電にも注意して下さい。
札幌は北区、東区を中心に5~10センチ、函館や室蘭でも5センチ前後の雪が降るでしょう。
あす朝は時間にゆとりを持った方が良さそうです。
18日(火)の天気と気温
岩内町でもあす18日(火)は雪景色になりそうです。
あす18日(火)の天気と気温です。
日本海側を中心に大雪や吹雪に注意が必要です。日中は12月並みの寒さで、最高気温は札幌は2度です。旭川は‐1度で、この冬初めて最高気温がマイナスの真冬日になりそうです。
帯広では路面は乾いているようです。
ただ、日陰など今日の雨で路面が濡れているおそれがあるため、路面凍結に引き続き注意して下さい。
あす18日(火)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌は今夜寝ている間とあす18日(火)午後を中心に雪が降るでしょう。小樽や倶知安は時折雪が強まり、江差はふぶく時間があります。函館や室蘭も昼頃まで雪で、うっすら積もるでしょう。
道北・空知です。
稚内や留萌はふぶくでしょう。名寄や旭川、深川は時折雪が強まり、岩見沢周辺は大雪になるおそれがあります。日中でも気温は0度くらいで、路面の凍結に注意が必要です。
道東・オホーツク海側です。
道東は晴れますが、12月並みの寒さです。オホーツク海側は知床半島や紋別、枝幸方面を中心に5センチ前後の雪が降るでしょう。今シーズン初めてやってくる冬将軍は、このまま居座るのでしょうか…。
18日(火)からの週間天気予報
旭川では雪降ってる朝は雨でしたが、午後は雪に変わり、植え込みが白くなっています。気温はマイナスで、あす18日(火)は最高気温でも‐1度の予想です。万全な寒さ対策も必要です。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
水曜まで寒気が居座ります。水曜も道北や空知、後志を中心に雪が降り、寒さが続くでしょう。木曜の雨のあと週末は再び雪が降るでしょう。
太平洋側です。
道南方面の雪は水曜にはやみますが、木曜の午後は雨が降り、金曜は雪がまじるでしょう。道東は晴れる日が多いですが、水曜まで寒さが続きます。
18日(火)の札幌の朝昼晩の天気
あす18日(火)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
もんすけはダウンコートを着てますね。気温は一日を通して0度くらいです。日中でも路面凍結に注意して下さい。朝は雪が一旦やみますが、午後は再び雪や風が強まるでしょう。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※17日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU