上越市高田で今年最高の20.6度 高田城址公園は家族連れらでにぎわう
新潟県上越地方は2025年3月22日、朝から青空が広がり、気温がぐんぐん上昇した。高田では午後0時9分、今年最高で4月下旬並みとなる20.6度を記録した。上越市の高田城址公園では28日に開幕する「第100回高田城址公園観桜会」の準備が着々と進められている中、園内を散策したり、ピクニックを楽しんだりする人たちの姿も多く見られた。
《画像:ブランコを楽しむ親子》
新潟地方気象台によると全国的に暖かい空気に覆われたことと、よく晴れ、日照があることで気温が上昇した。
《画像:観桜会の準備が着々と進められている》
園内ではところどころ雪が残っているが、昼食を楽しむ家族や遊具で遊ぶ親子、ベンチで読書をする人の姿もあったほか、日なたでは半袖姿の人もいた。開花がまたれる忠霊塔前にある調査木のソメイヨシノはまだつぼみの状態だった。
《画像:折りたたみテーブルを広げてランチを楽しむ家族》
妙高市から訪れた親子は「公園で遊ぶのは今年初めて。お花見の準備も進み、ワクワクします」と話していた。
《画像:ソメイヨシノの調査木のつぼみ(3月22日正午過ぎ)》
同気象台によると、向こう1週間の気温は平年よりやや高く、暖かい日が続く見込み。27日は今日よりもさらに高くなるが、29日は雨の影響で気温は上がらず、「急激な寒暖差に注意が必要」としている。