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江戸時代のレシピを現代風にアレンジ!関山神社で一夜限りの野外レストラン

上越妙高タウン情報

文化資産を生かして地域に活気を!

妙高市関山神社で修験道や仮山伏をテーマに、精進料理などをアレンジしたイタリア料理を楽しむ催しが、29日(日)開かれました。

精進料理の盛り合わせに、仮山伏が使う太刀をイメージした太刀魚のイタリア風南蛮漬け。これらは、江戸時代に妙高市の旧関山宝蔵院で振舞われていた精進料理をアレンジしたものや、仮山伏をイメージして考案されたイタリア料理です。

関山地区の文化資産を生かして、地域に活気を生み出そうと取り組んでいる関温泉組合などが企画し、関温泉でイタリア料理店「リストランテかのうや」を営む高崎修シェフが考案しました。

この日は関山地区で観光に携わる人や、地元の人たちなどあわせて12人が招待され、料理を試食しました。メニューはかつて山岳信仰で、修行の過程を表した言葉、師の教えを忠実に守る「守」、自分で考え工夫することを表す「破」、独自の新しい世界を確立する「離」の「守・破・離」で構成されています。精進料理の盛合せに始まり、魚や肉を使ったものまで全部で6種類です。

参加者
「すごく優しい味。無駄な調味料が加わっていないのですごくスッと入ってくる」

前菜は江戸時代に実際に振る舞われていた精進料理を現代風にアレンジしたものです。 地元で採れたタケノコの白和えやウドとキュウリのピクルス、こごみのオリーブオイル漬け、トマトのゼリーなどが盛りつけられています。

また、関温泉の赤いにごり湯に見立てたトマトスープなど地元をイメージして考案されたメニューが振る舞われました。

妙高仮山伏ダイニング プロデューサー 岡本岳志さん
「単に料理を紹介するのではなく、この料理がどんな食材でできていてその食材にはどんな歴史があったのか、なぜこの料理がうまれたのか考える。今回はイタリア料理のシェフとコラボ。今まで気づかなかった面白さが導きだされるのでは…。異分野の人が新しい価値を加えることで食を中心にトレッキングや旅行など色々なテーマで拡張尾できると思う」

今回のイベントは地域の人たちを対象に試験的に行われたもので、参加者から意見を聞いて内容を検討し、来年以降に観光客向けに提供を開始する予定だということです。

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