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韓国ドラマのなかで、高確率でヒットするジャンルといえばラブコメ。日本でも絶大なる支持を得ており、新作の登場を楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。

主演を務めるのは、スター俳優＆女優であることがほとんどで、美しいビジュアルはもちろん秀でた演技力で物語を盛り上げて視聴者を魅了します。

またなんといっても脚本が秀逸であるものが多く、クスっと笑えるシーンがあったかと思えば、ときめきたっぷりの展開で胸キュンを届けるなど、コメディーとロマンスの絶妙なバランスで楽しませてくれます。

韓ドラにおける王道のロマンスストーリーを辿ることがほとんどですが、期待を裏切らない流れや結末は満足感抜群。ドタバタ劇から次第に甘い雰囲気が流れはじめる変化の過程も大衆を惹きつけてやまないポイントです。

CSチャンネルでは、そんな作品が現在編成されていますが、残念ながら今週最終話を迎えるものの。そこで、本記事では、見逃してしまった人のために、VODでも視聴可能なラインナップをご紹介します。

ユミの細胞たち (TVING/2021)

『ユミの細胞たち』は、キム・ゴウン＆アン・ボヒョン主演の大人気作。キム・ゴウンとジニョンが主演を務めたシーズン2まで放送されており、来年お目見えされる予定の第3弾を心待ちにしている人が多いシリーズものです。

平凡な女性会社員の日常と恋を描いた作品で、彼女の感情に“○○細胞”という名前をつけて擬人化し、アニメと融合させて心理描写や思考にフォーカスを当てた構成が魅力。

観る者の共感を呼ぶストーリーとなっており、恋愛時のあるあるに思わず自分の姿を重ねてしまうこと間違いなしです。

また、男性側の細胞との違いも視聴ポイントの1つとなっており、男女における感情のすれ違いがなぜ起こるのか客観視できる面白さもあります。

●日本で視聴可能なVOD(2025年11月17日現在)：Amazon Prime Video、DMM TV、FOD、ABEMA、U-NEXT、Rakuten TV、Lemino、Hulu

マンホール～不思議な国のピル～ (KBS/2017)

『マンホール～不思議な国のピル～』は、ジュジュンファンなら押さえておきたい1作。ジェジュン扮する主人公が、片想いの相手の結婚を阻止するために奮闘する物語です。

タイムスリップ要素が盛り込まれ、過去と現在を行き来しながらなんとか結婚を食い止めようと奮闘するのですが、その間に繰り広げられるドタバタ劇とジェジュンのコミック演技が笑いを届けます。

またそれと同時に、自身の想いをまっすぐに伝えようとする一途で真摯な姿や、徐々にヒロインとの距離が近づいていく過程が胸キュンを誘います

特に、何気ない一幕で、いきなり放り込まれるときめかずにはいられない展開に、心を持っていかれることでしょう。ジェジュンのロマンス演技と相まって、とびきりのロマンスストーリーに仕上がっています。

●日本で視聴可能なVOD(2025年11月17日現在)：U-NEXT、FOD、Hulu、Rakuten TV、ABEMA

僕を溶かしてくれ (tvN/2019)

『僕を溶かしてくれ』は、ウォン・ジナと、現在『捏造された都市』(Disney+/2025)で活躍中のチ・チャンウクが主演を務めた作品。冷凍人間プロジェクトに参加した男女が、20年後に目覚めて始まる物語です。

ロマンスものをより一層ドラマチックに盛り上げる“障壁”を用いた設定に、まんまとはまってときめいてしまう1作。

冷凍されていたことによる副作用を、恋の進展を阻む材料にして、適度なじれったさで視聴者を虜にします。もどかしさが産む効果は絶大です。

また、現代の文化や流行に戸惑う登場人物の姿が面白おかしく描かれており、コメディー要素で笑いを誘うシーンも。個性豊かな脇役たちが繰り広げるクスっと笑えるエピソードも見どころとなっています。

●日本で視聴可能なVOD(2025年11月17日現在)：Amazon Prime Video、U-NEXT

(ライター/西谷瀬里)