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鶴川のアユ釣り解禁初日に18.2cm含む62尾を手中【山梨】昨年より型良好で幸先よし

TSURINEWS

アユ数釣り(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

6月1日(日)、山梨県上野原市を流れる桂川の支流・鶴川でアユのトモ釣りが解禁を迎えた。解禁初日の釣行では、水位が高く濁りが残る状況ながらも、良型主体に順調な釣果をマーク。16cm級を中心に最大18.2cmまでのアユを62尾キャッチし、昨年よりもサイズが良好な幸先のよいスタートとなった。

鶴川でアユのトモ釣り

6月1日(日)、山梨県を流れる桂川の本・支流(桂川漁協管轄)のアユのトモ釣りが解禁となり、上野原市を流れる支流の鶴川に釣行した。

日曜日なので混雑すると思い、3時過ぎに松留発電所近くから続く河川敷に到着。いい場所に車を駐車できた。

まだ時間が早いので懐中電灯で鶴川の様子を見に行くと、平水の2倍以上ある。少し濁りもあったが釣りはできそうだったので、車で時間を過ごす。

アユ釣りのタックル(作図:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

4時過ぎになり準備をし、歩いて松留発電所近くのオトリ店でオトリと入漁券を購入。釣り場に向かうとJR鉄橋上の瀬がよさそうだったので、5時前に釣り始めた。

竿は8.5mを出す。増水しているため、移動式背バリ+オモリ0.8号で釣っていく。あまり石が見えないので白泡の波立った場所を探っていくが、40分経っても反応がなかった。

連発でアユヒット

オトリも弱ったため、オモリを1号に替え、少し上流の水深があまりない瀬を探っていく。すると6時ごろ、ようやくゴツゴツとアタリと同時に目印が下流へ。バレないことを願い慎重に抜き上げると、16cm級の背掛かりだった。型を見てひと安心。

オトリを野アユに替えると、反応しなかった場所でもいきなり連発。さらに30分くらい探って、2尾を追加。野アユを確保できたので、最初に釣った瀬に戻った。

鶴川の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

瀬肩から探ると16cm級が連発。さらに瀬肩から対岸に渡り探っていくとポツンポツンと釣れ、7時半前にはツ抜け。釣り下るとポツポツと追加することができ、3連発もあり8時過ぎには20尾に達した。

その後は濁りが取れ、底石も見えるように。水位も下がり始める。ポツンポツンと釣れ、12時過ぎには43尾をカウント。

昼食でひと休みし、13時過ぎに最初に釣れた場所で再開。すると、すぐに3連発。その後も6尾を追加したが、反応がなくなったので上流の様子を見に向かう。

一本瀬には釣り人がいた。瀬肩で竿を出したがバラシ。その上流の瀬でアユが見えたため粘り2尾を追加した。

昨年と比べて型がいい

再び下流に戻り、午後に再開した場所に向かう。今度は瀬肩から今まで釣っていない側にオトリを入れると、すぐに15cm級が釣れる。オトリ交換して瀬を探ると、すぐにゴツゴツとアタリと同時に目印が下流に下がった。魚を流れから外し、抜き上げると当日最大となった18cm級の口掛かりだった。

その後もポツポツと釣れ連発もあり17時となり納竿とした。釣果は13.2~18.2cmを62尾で16cmが主体、13cm級は2尾だけだった。最初は厳しかったものの、終わってみれば最高のスタートとなった。

この日釣った感じでは、アユの追いはいまひとつ(増水しているためなのか)で、背掛かりが少なく口掛かりが多かった。今年は昨年よりサイズがいい。桂川漁協では成魚放流を数回に分けておこなうはず(昨年は数回おこなった)。今年も十分に期待できると思う。

<週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年6月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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