『クレイヴン・ザ・ハンター』の今後は「皆さん次第」 ─ 主演アーロン・テイラー=ジョンソン「是非観て」とアピール
なんだか『クレイヴン・ザ・ハンター』の雲行きが少し怪しいようだが、主演のアーロン・テイラー・ジョンソンはこの新ヴィラン誕生映画を一生懸命に宣伝している。
2024年12月13日に日米同時公開の『クレイヴン・ザ・ハンター』は、『ヴェノム』ソニー・ピクチャーズが贈るマーベル・シリーズ最新作。ところが、本作がソニーの現行マーベル映画の最後作になるのではないのかとの(真偽不明の)情報が米で報じられたことが話題になったり、米レビューサイトのRotten Tomatoesでは批評家スコアわずか16%(本記事時点)でスタートを切るなど、不穏なニュースが続いている。
一方で主演のテイラー=ジョンソンは、本作のPRを健気に続けている。「この映画は誰でも楽しめます。観客の皆さん、ぜひ観に来てください。映画の最後には、これからも彼のことが見たくなると思いますよ」と、米を通じてさらなる展開もあり得ることをアピール。「それは、あなたたち次第です」と鑑賞を呼びかけた。
監督を手がけたJ・C・チャンダーも本作には自信を語っており、「最高の映画を作るように務めました。最高のキャラクターを作り、最高の人材を雇い、そして最高の物語を語る。この映画を観てもらえれば、全員がいい仕事をしたこと、なかなか良い映画に仕上がっていることがわかってもらえるはずです」と薦めている。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は、ソニーによるマーベル映画史上初となるR指定(日本ではR15+)で、容赦ないアクションが描かれる。コミックではスパイダーマンの宿敵として知られるヴィランを初めて単独映画化する作品。このユニバースが今後どうなるかは不透明だが、少なくともテイラー=ジョンソンは様々な可能性があると期待しているようだ。
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