SCANDAL、待望の新作EP『LOVE, SPARK, JOY!』をリリース!Vo&GtのHARUNAさん&Gt&VoのMAMIさんにインタビュー
来年、結成20周年を迎える、日本を代表するガールズバンド・SCANDAL(スキャンダル)が、2025年1月1日より3ヶ月連続で配信リリースを実施。
さらに、3月5日にはその3曲に加え、カバー曲「Oh, Pretty Woman」を収録した全4曲入りのEP『LOVE, SPARK, JOY!』をリリースしました。
今回は、江南市出身のHARUNAさん(Vo&Gt)と、名古屋市出身のMAMIさん(Gt&Vo)に、EP『LOVE, SPARK, JOY!』の制作秘話や、3月7日の名古屋公演を皮切りにスタートしたツアー『SCANDAL TOUR 2025 “LOVE, SPARK, JOY!”』について、たっぷりとお話を伺いました。
SCANDAL(スキャンダル)
プロフィール
2006年大阪・京橋で結成。2008年「DOLL」でメジャーデビュー。翌年には「少女S」でレコード大賞新人賞受賞。近年ではSCANDALの影響で楽器を始める女子も増え、10代女子を中心に絶大な人気を誇っている。2019年プライベートレーベル“her”を始動、2023年には「同一メンバーによる最長活動ロックバンド(女性)」として、ギネス世界記録に認定。名実ともに日本を代表するガールズバンド。
原点回帰して、純粋に音楽を楽しみたい
―― まずは約1年ぶりの新曲リリースおめでとうございます!
『LOVE, SPARK, JOY!』にはどういう意味が込められていますか?
HARUNAさん ありがとうございます!シンプルに私たち自身が今一度音楽を楽しみたいという気持ちを込めて、楽しくて勢いのあるシンプルな単語を3つ並べてみました。
―― 4人で考えられたのですか?
HARUNAさん 4人で考えました。“LOVE”と“JOY”は割とすんなり決まったんですけど、間に入る単語が中々決まらなくて。それぞれ持ち帰ってLINEでも頻繁にやりとりしていました。
―― 他にも候補はあったんですか?
MAMIさん いろんな単語を出し合いながら考えました。私たち自身にはあまり実感がなかったんですが、ライブを観てくれた方から「キラキラしてたね」と言われることが多くて。その“キラキラ”って、“TWINKLE”みたいなかわいらしさとも、“SHINE”のようなまぶしい輝きとも少し違う気がしていたんです。
みんなが感じてくれているのは、“輝く”というよりも“弾ける”ようなキラキラなんじゃないかなと思って。それで、語感も良くて雰囲気にぴったりな“SPARK”という言葉を選びました。
―― 毎月楽しみにしていたファンの方も多いと思いますが、今回、なぜ3ヶ月連続配信という形になったのでしょうか?
HARUNAさん(@haru_na810)
HARUNAさん 来年(2026年)で結成20周年を迎えるにあたって、私たちは今年の19周年からすでに“20周年イヤー”が始まっているという意識がありました。だからこそ、2025年が始まった瞬間から自分たちの気持ちも切り替えて、そのモードに入りたいと思っていたんです。
そこで、1月1日から毎月、私たち自身もファンの皆さんも楽しみにできるような何かを届けたいと思い、3ヶ月連続での配信リリースを決めました。
―― 今回は初期のSCANDALサウンドを手がけた田中秀典さんと田鹿ゆういちさんとタッグを組まれていますね。
MAMIさん(@mmts_dayo)
MAMIさん ギネス世界記録に認定されるまで、ずっとそこに向かって突き進んできたので、達成した瞬間に「すべてを出し切った」というような感覚があったんです。だからこそ、もう一度新しいスタートを切りたい、新しいことに挑戦したいという気持ちが生まれて、久しぶりに作家さんに楽曲制作をお願いすることにしました。
個人的には、最近の楽曲作りに少し難しさを感じていたこともあって、そこを少しでも支えてもらえたらうれしいなという気持ちもありました。初期のSCANDALを一緒に築いてくれた作家さんたちなので、今改めてご一緒することで、新しいインプットや学びがあるんじゃないかという期待もありました。
もともと私たちは、作家さんと一緒に音楽を作るスタイルからスタートして、自分たちでの楽曲制作へと移行してきた経緯があるので、こうしてまた原点に立ち返れるのはSCANDALならではの強みだと思っています。肩の力を抜いて、4人の思いをお二人に託しながら、楽曲を作っていただきました。
―― 田鹿さんが手がけた「SCANDAL BABY」や「瞬間センチメンタル」は本当に初期の楽曲ですよね!
HARUNAさん そうですね。ファーストアルバムとセカンドアルバムに収録されている楽曲です。音楽面でも、精神的な部分でも、当時からとてもお世話になっているお二人です。当時はたまにライブを観に来てくださっていたこともありましたが、実際にお会いすることはあまりなかったので、ここ10年くらいはお会いしていなかったかもしれないですね。
―― 久しぶりにご一緒されて、印象に残ったことや変化はありましたか?
MAMIさん 楽曲を提供していただいていた当時は、作家さんと直接お会いする機会はほとんどなくて、何曲か送られてきた中から選ぶコンペ形式が多かったんです。
作っていただいたメロディに、自分たちで書いた歌詞を合わせる、という作業が中心だったので、生のやり取りがほとんどなくて。
今回、ほぼ初めてといってもいいくらい直接コミュニケーションをとったんですけど、その中で初めて知る作家さんたちの思いや熱量を感じることができて、とても新鮮で楽しい時間でした。
―― 楽曲制作をお願いする際、具体的なイメージや要望などは伝えましたか?
HARUNAさん 今回は「改めて、ちゃんと音楽を楽しみたい」という想いをストレートに伝えたうえで、今の田中さん、田鹿さんなりの“SCANDAL像”に向けた曲を書いていただきたいとお願いしました。いくつか候補曲を送ってもらった中から、今の自分たちが歌いたいと思える3曲を選ばせていただきました。
MAMIさん どれも本当に素敵な曲ばかりで、選ぶのはすごく悩みました。レコーディングでは、デビュー当時のことが思い出されて…すごく懐かしい気持ちになりましたし、エモい!って何度も思いました(笑)
「Terra Boy」ーー 全力で楽しめる曲
―― 「Terra Boy」はとてもキャッチーで、MVやライブ中の4人が楽しそうにしているのが印象的です。初めて聴いたとき、どんな感想を持ちましたか?
HARUNAさん この曲は、すぐに決まりましたね!
MAMIさん 今の私たちは、ある意味「無責任に音楽を楽しみたい」という気持ちがあって。自分たちで曲を書くとどうしても、自分たちの感情や思いが中心になってしまう癖がついているんです。そんな中で、それを取っ払ってくれるような楽曲が欲しいと思っていたんです。
他の方に書いてもらうと、自分たちの言葉ではないので、発信することが少し楽に感じられるんですよね。今回の曲は、肩の力を抜いて全力で楽しめるようなテイストが欲しいと伝えていたので、まさにその通り!という感じでした。
―― サビのフレーズがとても印象的で、振り付けもキュートですよね。真似したくなる人も多いと思いますが、あの振り付けはどのように誕生したのでしょうか?
HARUNAさん MVの監督が撮影時に振り付けを考えてきてくれて、その場で4人で覚えました。覚えたばかりだったので、たまに振りを間違えちゃうこともあって(笑)。でも、そのわちゃわちゃ感も楽しめるMVになったと思います!
「どうかしてるって」ーー キャッチーで、広い愛がテーマ
―― リズミカルで「Terra Boy」とはまた違った楽しさがある「どうかしてるって」。唯一RINAさんが作詞に参加されているとのことですが、どのようにしてこの曲ができたのでしょうか?
HARUNAさん 元々、田中さんから曲も歌詞も完全な状態で送ってもらっていたんですが、歌詞に関しては、今の自分たちの恋愛観と少しズレを感じる部分があったんです。そこで、RINAがその部分を引っ張って考えてくれました。この曲はただの恋愛ソングというわけではなく、もっと広い愛をテーマにしているので、ファンのみんなにも通じる部分があると思います。
―― RINAさんが歌詞を書き加えたことで、どんな変化がありましたか?
MAMIさん 田中さんが作ってくれた歌詞には、十数年前の私たちのイメージが色濃く反映されていて、その年齢間のすり合わせが必要だねという話になったんです。完成した曲を聴いたとき、RINAちゃんがすごく良い感じにまとめてくれたなと思いました!
―― サビも素敵ですね。
HARUNAさん 田中さんはいつもキャッチーなメロディーを作り、その中に印象的な歌詞をはめてくれるんですよね。この曲も本当に素晴らしくて、聴くたびに感動しました。
―― 曲中に難易度の高いクラップが入っていますが、元々そのアレンジはあったのでしょうか?
MAMIさん クラップは、アレンジが仕上がった時点で既に入っていました。MVの撮影時に、クラップのときに、4人の手だけを映すのもかわいいんじゃない?というアイデアがメンバー内で出てきて、歌詞を手で表現する部分を多く取り入れてみました。MVで私たちがクラップをやったことで、ファンのみんなも挑戦してくれていますが、結構難しいですよね(笑)
―― 「矢印がささったら」や「この1回」の手の振り付けもとてもかわいかったです!
MAMIさん 手の角度や、どのアングルから撮影すればかわいく見えるかをすごく考えました。例えば、手だけが映る方が良いのか、腕まで入れた方がかわいいのか、誰の手か分かるように衣装を見せた方がいいのか…など、細かい部分をメンバーと相談して何度も撮り直しをしました。
―― クラップは難しくて全然ついていけなかったです(笑)
HARUNAさん ライブ中は必死になっちゃいそうだから、無理しないでいいよ!
MAMIさん みんな好きに楽しんでいただけたら良いので!
HARUNAさん 単純なクラップではないので!(笑)
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「Soundly」ーー 自分たちの歩みを感じる一曲
「Soundly」ーー 自分たちの歩みを感じる一曲
―― 「Soundly」は、まさにSCANDALさんのこれまでの道のりを感じさせる曲ですね。サビの歌詞はポジティブで励ましてくれる印象でした。
MAMIさん 田鹿さんからいくつか楽曲を送ってもらったんですけど、その中でも「Soundly」が一番ピンときました。今までもそうなんですけど、田鹿さんが作るミドルバラード系の楽曲は、ハルちゃん(HARUNAさん)の声にすごく合うんですよ!
田鹿さんには「少女S」や「瞬間センチメンタル」、「SCANDAL BABY」など、私たちのロック面を支えてきてくださった楽曲がたくさんありますが、「スイッチ」や「君と夜と涙」のような優しくて歌詞をしっかり聴かせる曲も多く作っていただいていて。そういう曲調がハルちゃんにぴったりなので、もう一度そういう楽曲をやるのも良いだろうと思って選びました。
HARUNAさん 私自身も、田鹿さんが作るミドルバラードは歌いやすくて気持ちよく歌えるので、「Soundly」は自分で歌っていても、とてもしっくりくる楽曲だと思っています。初期の頃の自分たちを作り上げてくれた作家さんが、今の私たちの姿を歌詞に込めてくれたのがすごく不思議で。外から見た私たちをこう表現しているんだなと感じて、すごくうれしく思いました。
―― ライブでも、HARUNAさんの歌声やみなさんのコーラスが心地良かったです。どんな気持ちで歌ったり演奏したりしていますか?
HARUNAさん 「Soundly」は、自分たちの歩みを感じる一曲なので、歌いながら、頑張ってきたな〜って(笑)。特にAメロの「振り返る暇もないまま ひたすら走り続けて来たみたい」という歌詞は、本当にその通りだなと思います。
来年で結成20周年を迎えたり、ギネス世界記録の認定や周年祭があったり、お祝いごとが多くあるバンドなので、自然と振り返るタイミングは多いんですけど。1年1年続けられているのは当たり前ではないので、今年も4人そろって走り続けられていることがすごく特別なことだと感じて、その気持ちを込めて歌っています。
―― MVの衣装が、色や形が違うのに統一感があって素敵でした!どのように決めたのですか?
HARUNAさん 衣装は今回も、信頼しているスタイリストの小川恭平さんにお願いしました。いつも予想以上の素敵なスタイリングにしてくれるんですよね!
MAMIさん 毎回、小川さんが準備してくれる衣装は、私たちが想像していないものが多いので、「これ、本当に誰が着るんだろう?」と思うこともあります(笑)。でも実際に4人で着て並んでみると、すごくバランスが良くて!自分たちだったら絶対に選ばないスタイリングなんですけど、小川さん独特のセンスが光っていて、いつもびっくりしつつも、めっちゃいい!と思います!
「Oh,Pretty Woman」ーー結成当初に初めてコピーした洋楽
―― 「Oh,Pretty Woman」はアレンジがかっこよくて、みなさんの演奏や歌声にはまっていました!なぜこの曲をカバーしようと思ったのですか?
HARUNAさん SCANDALを結成した当初、初めてコピーした洋楽がこの曲だったんです。当時、木村カエラさんがこの曲をカバーしていて、それをコピーしたのですが、楽器を始めたばかりで、途中で挫折してしまって……。結局、ワンコーラスくらいしか演奏できませんでした。その後、全然やらなくなっていたんですが、今回はEP自体が原点回帰のようなところがあるので、改めてその曲にチャレンジしようと思い、アレンジを紗トリさんにお願いしました!ようやく、一曲通して演奏できました(笑)。
―― 何年越しですか?曲が仕上がった瞬間、感動しますね。
HARUNAさん 18年越し!シンプルに、かっこいい仕上がりになったと思います!
MAMIさん 当時コピーしていた木村カエラさんのバージョンは、テンポがすごく速くて、楽器初心者だった私たちはそれについていくのが大変でした。特に小節が難しくて……。弾きながら、あの頃の苦労を思い出しましたね。でも、私たち流にアレンジして、無事に一曲完成できたので良かったです!
―― 周囲からの反応はありましたか?
HARUNAさん アレンジも含めて、早くライブで聴きたいって、ファンの皆さんがSNSでたくさん反応してくれてうれしかったです!
1枚のニットを解体してアレンジ!繋がっていた4人の衣装
―― 今回のピンクの衣装は、『LUMINOUS』のときのさわやかなかわいさとは違って、大人なかわいさや妖艶さを感じました。
MAMIさん この衣装も恭平さんにお願いしたんですが、色味は淡い水色やピンクが、今の私たちのテンションかも!ということと、ちょっと奇抜な衣装が良いということだけ伝えました。素材や形については何も言っていなかったんです。すると恭平さんから、衣装は繋がっていても良い?って聞かれて。恭平さんが頭の中に描いている時点でとてもかわいかったので、それをニットで作るとどんな形になるのか、完成までワクワクしながら待っていました。想像以上にかわいく仕上がって、すごくうれしかったです!
―― 元々は、4人の衣装が繋がっていたんですよね?
MAMIさん はい、そうなんです!!ニットのアーティストさんが手編みで作ってくれたんですが、色々な編み方で編んだ1枚に、4人それぞれの顔と腕を出す穴があったんです。しかも、私はパンツスタイルだったんですよ。最終的にはそのニットを4つに解体して、腕周りや首周りにも1人1人違ったアレンジを加えてもらいました。
HARUNAさん ツアーの衣装なので、全国を回っているうちにニットが少し伸びちゃって(笑)。最近、直しが入ったばかりです!演奏中にギターや機材に引っかかりそうなときがあって、そのたびにちょっとヒヤヒヤしています…。
MAMIさん だんだんと扱い方が分かってきたところです(笑)
―― 衣装以外に、ライブグッズがどれも本当にかわいかったです!女子はときめいたと思います♡
HARUNAさん グッズは、イメージをメンバー4人で持ち寄り共有して、徐々に絞っています。
MAMIさん ライブグッズなので記念になるものではあるんですけど、普段から身に着けられるようにしたいなと考えていて。あとは、自分たちがリアルに欲しいもの。これがあったらうれしい!今これが欲しい!とか、そういうものを作るようにしています。昔、ボア素材のトートバッグを作ったことがあって、それが好評だったので、季節的にもぴったりなボア素材を今回多めに取り入れてみました。
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ツアー『LOVE,SPARK,JOY!』名古屋公演を終えて
ツアー『LOVE,SPARK,JOY!』名古屋公演を終えて
※インタビューは江南公演前日
―― ツアーお疲れさまです!初日のZepp名古屋は熱気がすごかったですが、ライブ中、印象に残っていることはありましたか?
MAMIさん ツアー初日ということもあり、私たちも実際にやってみないと分からないことが多くて、正直とても緊張していました。でも、私とハルちゃんにとっては地元ということもあって、ファンのみんながリラックスした空気を作ってくれたおかげで、安心して演奏することができました。
HARUNAさん 名古屋公演は毎回テンションが高いなって思うんですけど、今回はEPのテーマもあってハッピーな曲が多かったので、より一層みんなが楽しんでくれているのが伝わってきて、すごくうれしかったです。
―― ステージから観客は結構見えるんですか?
HARUNAさん 2階まできちんと見えますよ!みんな立ち上がって楽しそうにしていてうれしかったです。
―― MCでHARUNAさんが「みんなで純粋に音楽を楽しみたい」とおっしゃっていましたが、実際にツアーを回って楽しめていますか?
HARUNAさん めちゃくちゃ楽しんでいます!今回は全体的にクールな曲が少なくて、ハッピーな曲が多いセットリストなので、会場全体がハッピーオーラに包まれていて、本当にうれしかったです。ライブの時間も、いつも以上にあっという間に感じました。普段は終わるの早いなと思いつつも、MCが入ると少し長くやっている感覚になるんですけど、今回はMCを多めに入れても、一瞬で終わったように感じたんです。
MAMIさん ツアー全体を通しても、本当にあっという間でした。短期間に何本もライブをするようなタフなツアーは久しぶりだったし、これまではライブハウスでの公演が続いていたんですが、今回はホールでの公演もあって、会場の規模も色々でした。ホールだと楽曲の聴こえ方も違うだろうし、照明の見え方やお客さんの表情の見え方も全然変わってくるんだろうなって感じています。
HARUNAさん 明日の会場、Home&nicoホール(江南市民文化会館)は、私にとってとても思い入れのある場所なんです。幼稚園の頃、毎年クリスマスの時期になると、このステージでお遊戯会や歌の発表をしていました。その後も、地元の合唱団に所属していたときに、ここで歌ったことがあります。最後に訪れたのは、約16年前の成人式のときでした。たくさんの思い出が詰まっている場所なので、その記憶を噛みしめながら、当日のステージを楽しみたいと思っています。
―― 今後の予定で、現時点で決まっていることがあれば教えてください。
MAMIさん 直近では、5月3日(土)・4日(日)に富山・海王丸パークで開催される『-IMIZU MUSIC FESTIVAL- ONE FES 2025』に出演します!私たちは4日(日)に出演するんですが、久しぶりのフェスなのでとても楽しみです。愛知からも比較的近いので、たくさんの方にお会いできたらうれしいですね。
HARUNAさん 日本ツアーが終わったら、今度は海外ツアーが始まります。6月と7月は北米、ブラジル、メキシコを回って、結成記念日である8月21日(木)には、日本でイベントを開催する予定なので、一度帰国します。そして9月には、アジアを巡る予定です。アメリカは2022年に、私たちがコロナになってしまいツアーが中止になったので、今回はそのリベンジという意味も込めて、すごく気合が入っています!
待望の初対面!キュートなあの名古屋名物に感動!?
―― 今回のツアー中に名古屋で食べたものや行ったお店など教えてください!
HARUNAさん・MAMIさん ぴよりんを初めて食べました!!
MAMIさん 新幹線口にあるぴよりんのカフェは知っていたんですけど、いつ通っても行列ができていて……。母も、名駅に行ってもいつも売り切れてて買えない!って言ってたので、今回初めて本物を見て、感動しました(笑)。
元々“ぴよりんチャレンジ”の動画は見たことがあって、そんなにもろくないでしょ〜って、ちょっとバカにしてたんですけど(笑)、ぴよりんをうまく持ち帰るコツ通りにスタッフさんが丁寧に持ち帰ってきてくれたのに、それでも少し崩れていて。こんなに繊細なんだ〜!って驚きましたね。
HARUNAさん 私もSNSにぴよりんを載せたら、チャレンジ失敗したよ〜って、愛知の友だちからコメントがきました(笑)。それくらい、持ち帰るのって本当に難しいんだなって!でも、ぴよりんは見た目がかわいいだけじゃなくて、味もすごくおいしくて。人気の理由がよく分かりました♪
―― これから食べたいものなどはありますか?
MAMIさん ツアー前に、私たちのラジオでファンのみなさんからおすすめのご飯屋さんを募集したんですけど、そのときに教えてもらった、名古屋の道徳にある「オールドスパゲティファクトリー」がすごく気になっています!このお店、どうやら名古屋と神戸の2店舗しかなくて、しかも実際に岐阜で走っていた電車を店内に移設していて、その中でパスタが食べられるらしいんです。
HARUNAさん 今回ぜひ行きたかったんですけど、なかなか時間が取れなくて…。ぜひ取材で行ってみてほしいです!すごくおいしそうだし、次回時間があったら、みんなで行ってみたいなと思っています!
―― 最後に、ファンの皆さんや読者の方々へメッセージをお願いします。
HARUNAさん 来年でSCANDALは結成20周年を迎えます。ここからは“お祝いイヤー”として、さらにバンドを盛り上げていけたらと思っています。ファンの皆さんにも、これまで以上にたくさん力を貸してもらって、一緒に20周年を駆け抜けていけたらうれしいです!
MAMIさん 正直、20年やってきたっていう実感はあまりないんですけど(笑)、今も変わらず現役でライブ活動を楽しめているのは、本当にありがたいことだなと思います。『日刊KELLY』を読んでくださっている皆さんとも、どこかで音楽を通じて一緒に楽しめる機会があればうれしいです!
―― たくさんの貴重なお話、ありがとうございました!
SCANDAL『LOVE, SPARK, JOY!』
2025年3月5日(水)リリース
[初回限定盤 CD+Blu-ray]VIZL-2419 6600円
[通常盤 CD]VICL-66045 1980円
〈収録曲〉※全形態CD共通
1. Terra Boy
2. どうかしてるって
3. Soundly
4. Oh, Pretty Woman
〈Blu-ray収録映像〉
SCANDAL TOUR 2024 “LUMINOUS” @Zepp Haneda
1. 群青 pleats
2. 恋するユニバース
3. LOVE ME DO
4. 私たち
5. 1:47
6. 愛の正体
7. Plum
8. LOOP
9. 最終兵器、君
10. テイクミーアウト
11. Fuzzy
12. あなたへ
13. ファンファーレ
14. Line of sight
15. 瞬間センチメンタル
16. LOVE SURVIVE
17. ハイライトの中で僕らずっと
18. STANDARD
19. 会わないつもりの、元気でね
20. Sisters
公式サイト
www.scandal-4.com/
レーベル オフィシャルサイト
www.her-label.com/
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※掲載内容は2025年3月時点の情報です
※価格は税込み表記です