4月開講 山口市の魅力を学んで伝える ボランティアガイドの会が新人募集
山口市観光ボランティアガイドの会(森文子会長、TEL083-928-2000)は、 4月5日から同26日までの毎週土曜日に開催する「新人養成講座」の受講者を募集している。
1992年9月に発足した同会の現会員は66人。国宝・瑠璃光寺五重塔(山口市香山町7)がある香山公園内で待機し、要望があれば一帯を案内する「定点ガイド」(予約無しで受け付けるもの)と、市内一円に出向く「予約ガイド」を実施している。2024年4月から2025年1月までの利用者は、前者が3815人で、後者が4997人だった。
養成講座は座学が中心で、受講は無料。会場は山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)。時間は午前9時半から11時半までで、内容は次の通り。
4月5日=開講式、会の概要4月12日=大内氏について4月19日=毛利氏について4月26日=香山公園内での現地研修、閉講式
受講後は、最初はベテランメンバーとペアを組んでガイドにあたり、経験を重ねていく。1回のガイドは30分から1時間半程度で、一度に8人程度を案内する。
さらに、山口市内や県内の史跡を訪れる研修会も随時実施。2024年度は、常栄寺・サビエル記念聖堂・山口大神宮(6月)、旧陸軍墓地(9月)、周防国分寺・阿弥陀寺・鋳銭司郷土資料館(12月)、玄済寺・凌雲寺跡(2月)を訪れた。
受講希望者は、住所・氏名・連絡先を明記し、はがきかファクスで同会(〒753-0081 山口市香山町6-11、香山公園前観光案内所気付、FAX083-928-2051)へ申し込む。締め切り(必着)は3月28日(金)。
昨年山口市が米紙ニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52カ所」に選ばれたが、外国人対応のために翻訳機も完備している。「静かで癒やされるから、と訪れる小グループが多い」と森会長。