1日10食限定のAMプレート!焼きたてパンと濃厚ポタージュスープで迎える1日のはじまり「Ploughman’s Lunch Bakery」(北中城村)
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチベーカリー)」は、沖縄県北中城村の緑豊かな高台にあります。 朝は焼きたてパンと濃厚なポタージュスープのセットが人気。パン好きなら知らない人はいない、森に溶け込む静かな場所で、ゆったりとした朝時間を過ごしてみませんか?
10食限定「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」のAMプレート
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチベーカリー)」の朝を彩るのは、1日10食限定のAMプレート。 スクランブルエッグ、人参ラペ、宜野座産ベビーリーフサラダ、生ハムに自家製リコッタチーズ、マッシュポテトをひと皿に盛り込み、お好きなドリンクもつきます。 今回は、ドリンクメニューの中からSOMA fermentsのKOMBUCHA(トロピカル)を選びました。 パンは日替わり4種で、この日はル・クルーゼブレッド、アーサと海塩のリュスティック、オレンジピール&チョコレート、ハニー&ブルーチーズ。セットの人参とトマトのポタージュは、不動の人気を誇る味わいです。 ちなみに、生ハムの上にのっている白い自家製リコッタチーズは、カプチーノを作るときに余ってしまうミルクを集めて再利用して作っているのだそう。フードロスを減らそうとするお店のやさしい工夫が垣間見えます。
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」のリピーター続出スープ
「あのスープ、また飲みたいな」──記憶に残る味をめざして生まれたという人参とトマトのポタージュスープ。動物性不使用で野菜の旨味をぎゅっと凝縮しトロッとした舌ざわりで、まるで飲む野菜です! 人参のやさしい甘みとトマトの甘み・酸味が溶け合い、そこにスパイスの香りが加わって、味わう人の心をつかみます。 プレートメニューにはセットでついてくるスープですが、単品(税込600円)でも注文可能。スープをめあてに訪れるお客さんも多い、「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」の看板商品です。
まるで緑の森「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)の大人気アボカドオープンサンド
人気メニューのアボカドオープンサンド(スープ付)は、運ばれた瞬間に鮮やかな緑が目を引きます。 厚切りパンにガーリックとたっぷりのアボカド、そこにレモン汁・ナンプラー・きび糖・ガーリックで作ったソースがかけられます。仕上げに散らされたクラッシュアーモンドとドライトマト&チリで、彩りも食感も豊かな仕上がり! アボカドのオープンサンドは、一口目から続くおいしさの連続に驚かされる、私のお気に入りのメニューでもあります。 ガーリックの香ばしさとアボカドのクリーミーさが絶妙に溶け合い、ナンプラーが旨みとほんのりエスニックな風味を添えます。それだけで終わらず、レモンの爽やかさで後味はとても軽やか。そしてクラッシュアーモンドのザクザク感とドライトマト&チリの刺激がたまりません! 口いっぱいに広がるおいしさの大爆発を、ぜひ味わってみてください!
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」のこだわりの手作りパン
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」のパン作りには、パン好きの心をくすぐるこだわりが詰まっています。 人気のアボカドオープンサンドに使う「ル・クルーゼブレッド」は、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋LE CREUSET(ル・クルーゼ)で焼き上げています。熱伝導率が高く、均一に熱を伝えるため、外はカリッと香ばしく、なかはモチッとした食感。サンドの土台として申し分ない存在感です。
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチベーカリー)」のパンには天然酵母が使用され、水分を多く含んだ生地を24時間かけて発酵させています。ゆっくり時間をかけることで、小麦の香りと旨みがしっかりと引き出され、噛むたびに奥行きのある味わいが広がります。 生地の水分量が多いと成形は容易ではありませんが、一つひとつ形を整え焼き上げられたパンは、香り、食感、味わいのすべてでパン好きを魅了します。 朝早くからはじまるパン作り。開店時には、店頭にならべられた10~15種類のパンが店内を香ばしいにおいで満たします。 「一番人気のパンは何ですか?」と尋ねると、店主・屋部さんは笑顔で「どのパンも同じくらいなんです」と答えてくれました。手をかけて生まれた一つひとつが、誰かのお気に入りになる。その幸せが、柔らかな表情からも伝わってきました。
出会いと心の動きが形になったベーカリー
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」は、イギリスの食文化に由来する名前です。 “Ploughman(プラウマン)”は「農夫」を意味し、畑仕事の合間にパンやピクルス、野菜など簡単に食べられる食事のことを「プラウマンズランチ」といいます。 屋部さんはプラウマンズランチの文化に触れ、「僕も提供できる店を開きたい」と思い立ったそうです。おいしさを肩ひじ張らずに味わえる場所を届けたい──そんな思いで店名にもPloughman’s Lunch(プラウマンズランチ)を取り入れたのです。 さらに、あるパン職人との出会いが現在のべーカリーの軸となります。 「はじめて食べたとき、パン派ではなかった自分でも感動する味だった。そのパンのイメージでお店を開きたいと思ったんです。このパンが家庭の食卓にならぶ日が来たらうれしい。そう願って店名にプラウマンズだけでなく“ベーカリー”も加えました」と屋部さんは語ってくれました。 食文化の温もりと出会いの喜びが重なる店名は、屋部さんの人生の一片を映す、小さな物語のようです。
人生とパンがつながる場所。店主の「好き」が息づくベーカリー
店内は木のぬくもりと落ち着いた色の照明に照らされ、ゆったりとくつろげる空間が広がります。壁には屋部さんの好きなアートや家具があり、店内には音楽が流れ、レコードがならび、流行り廃りに左右されない「好き」で満ちています。 好きなものに囲まれながらパンをこね、料理を届ける日々。お店のリズムに身をゆだね、時の流れに柔軟に対応しながら、自分の人生で起きた出来事とお店の営みが重なっていると感じる瞬間が、ふいに訪れるときもあるそうです。「小さいお店だから自分が変わるとお店も変わる」と屋部さんは語ります。その言葉にはこれまでの歩みや抱えてきた想い、覚悟がにじんでいるように感じました。 20代から40代へと歳を重ねるなかで、人生の節目をお店とともに迎えてきた屋部さん。歩みを重ねながら振り返り、価値観や視野が広がったことを語る姿にはどこか充実感が漂っていました。 取材を進めるなかで感じた屋部さんの自然体の雰囲気は、「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチベーカリー)」の温かさとやわらかな世界観に繋がっているのかもしれません。
北中城村「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」への行き方
「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズランチべーカリー)」といえば、「おいしいパンとスープ」、そしてもう一つ、駐車場から店舗までの道のりもよく話題にあがります。 「ここまで来るのたいへんだったー」とおっしゃるお客さんも多いのだとか。今回はその小さな冒険の道しるべをご紹介します。
テラス席から見渡せる北中城村の街並みと大きな空。沖縄の海もいいけれど、ここでは空もいい。 緑に囲まれた開放的な空間で、風に揺れる葉の音と心地よい音楽が重なり、パンの香りに身をゆだね、心ほどける一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズ ランチ ベーカリー)住所
〒901-2316 沖縄県中頭郡北中城村安谷屋927-2
電話番号
098-979-9097 営業時間とラストオーダー時間:9時~16時(L.O.15時) 定休日:日曜日(+不定休) 駐車場:有
営業時間
9時~16時(L.O.15時)
定休日
日曜日(+不定休)
駐車場
あり
クレジットカード・電子マネーの利用
不可
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