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相模原高校 英語ディベート全国11位 過去最高、昨年は54位

タウンニュース

出場メンバー(左から伊藤さん、田中さん、鏑木さん)

県立相模原高校が12月24日と25日に東京大学で開催された「PDA高校生即興型英語ディベート全国大会」に出場し、11位で入賞した。昨年の54位から大幅に順位を上げ、過去最高の成績を収めた。出場した伊藤陽人さん(2年)は個人でも、相手のスピーチ中に良い質問を多く行ったとして「ベストPOI賞」を受賞した。

同大会は文部科学省などが後援するもので、全国から84校が集まった。3対3のチーム戦で4試合を行い、勝った試合数と個人点で順位が決められる。

今大会では「日本政府は16歳未満のSNS利用を禁止するべきだ」「国連はLAWS(自律型致死兵器システム)の開発と利用を完全に禁止するべきだ」などの論題がその場で発表され、肯定側と否定側に分かれて議論を行った。

相模原高校からは英語ディベート部の伊藤陽人さん(2年)、田中彩絵さん(2年)、鏑木優輝さん(1年)が出場した。伊藤さんは「(自身が)全国に出場したのは初めてで緊張した。その中でも11位がとれたのは嬉しい反面、反省点を見つけて次の大会に繋げたい。また、1年生も試合を見に来てくれて、いい機会になった」と話した。

連日他校と練習

顧問の林弘一教諭は「11位で入賞することができたのは生徒の努力があったから」と話す。同部は平日の放課後に活動しており、ほぼ毎日、他校とオンラインで練習試合を行っている。

即興型英語ディベートで相手に勝利するには場慣れすることも大切で、本番で力を発揮できるよう日頃からトレーニングを積んできた。他校の様々な先生にジャッジしてもらうことで、万人に通用するようなディベートができるようにもなるという。

学年混合チームでの出場となったが、反省点などについて3人でしっかりとコミュニケーションが取れたことも結果につながった。田中さんは「部全体で協力して足りないところを補えた」と振り返る。

「トップとの差も」

3人は目標としていたベスト8には届かず悔しさも感じている。

同部は大会2位の渋谷教育学園渋谷高校との試合のみ敗北した。同校の高い英語力とスピードについていくことが難しかったという。

集中力や詰め切る力など各自の課題も見え、次の大会に向けてこれからも練習を重ねる。

次の大会は私立高校も参加する「日本高校生パーラメンタリーディベート連盟杯」の県大会で、2月8日に川崎市内で開催される。この大会の結果は全国大会の出場校選抜の際に考慮されるもので、同部は全国出場をめざして参加する。

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