豪華!釣った魚を囲んで家族団らん幸せタイム♪ わが家のオススメ魚料理11選!
釣れた魚も、買ったお魚も、いただいたお魚も…、家族で美味しく食べられるのは魚のおかげ! 大切な命を美味しく食べるために、大人も子どもも食べてもらえるように、定番から変わった料理まで含めた「釣果飯」をご紹介します。
親子でテンビン釣りへ!
クーラー満タン!今晩の料理は何にする?
アジ・イサキ・マダイ・イトヨリダイ・スマカツオ・ウッカリカサゴ・シロアマダイにアマダイと、いろいろな魚がいつも釣れるテンビン釣り!
先日、息子と一緒にいつもお世話になっている三重県錦漁港から出船する「ハローズフィッシング」さんへ行き、今回も親子でたくさんの種類のお魚を釣らせてもらいました!
水深70m~80mラインが多いポイントだったため、オモリは「目玉集魚シンカー 舵型(ハヤブサ)」の60号~80号を使用。
そして、仕掛は複数使用しましたが、なかでも「海戦イサキ・アジ ホロフラッシュ 3本鈎2セット 30cmハリス(ハヤブサ)」でのアタリが多くありました。段取りよくキャッチ・投入をすることが大事なアジねらいでは、全長が短めの当仕掛が優良でしたよ!
この仕掛を使ってもちろんギガアジもたくさん釣れました! 息子はめったに釣れないシロアマダイを、前述の仕掛でなんと2尾も!! 1尾は50cmオーバーでした! この仕掛でこんな大物を釣り上げる息子は、もはや母より釣り上手です(笑)。
私もなんとか今回もシロアマダイをゲットでき、気づいたときには60Lクーラーが満タンに! そんな大漁させてもらえた日は、「帰ってからさばくのが大変なのでは?」と思われるかもしれませんが、わが家では、息子と一緒に母と私の3人で手分けしてさばき、魚を美味しくいただくようにしています。
ちなみに、わが家では3人が手分けしてさばくので時短が可能ですが、1人でさばく…となると大変ですよね。そんなときのために、近所のスーパーや魚屋さんに、持ち込みでさばいてもらえるかを事前に確認しておくと、もしも大漁だったときに便利ですよ!
そんなわが家は、私の両親に息子(18歳)、娘(9歳)と年齢層が広いのですが、みんなに美味しく食べてもらえるように、いろいろと工夫をしています。
今回は、そんないつも作っている魚料理をご紹介! プロの料理人ではなく一般の主婦ですので、細かいところは大目に見てくださいね(笑)。
小学生の娘も大好き!「魚の煮付け」
まずは、定番の「煮付け」から。
小さいころから魚の煮付けは子どもたちも大好き! 煮付けだけを食べるのも好きなんですが、炊き立てご飯に魚の煮付けを乗せて、その上から煮付けの煮汁をかけて食べる食べ方が子どもたちは大好きです!
シロアマダイの兜煮
シロアマダイの頭だけでなく、どの魚の頭も捨てずに「兜煮」に。わが家は子どもの好みに合わせて、ご飯にかけてもくどくならないような濃さと甘さを出すため、少し砂糖を多めにしています。醤油・みりん・砂糖の割合はほぼ同じ。お酒も料理酒を使用し、煮立たせてアルコールを少し飛ばしてから魚を鍋に入れています。ほんのり甘めで照りのある美味しい煮付けの出来上がりです!
魚の大きさ、煮汁の好みの量にもよりますが、調味料の配分は以下の通りです。
・酒 50㏄
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1.5
・水 50㏄(水は好みの濃さを出すために増減してます)
・ショウガ 好みの量で
イサキの煮付け
釣れたイサキも煮付けに! こちらは子ども用メインで作ったので、前述したようにご飯にかけてちょうどよい濃さと甘さを出すようにしました。
煮込み時間は短めに、身の白色が8割残る程度にしています。ショウガが苦手な子どもには、大きめに切ったショウガを一緒に煮込むことで魚独特の臭みを取り、煮汁にはショウガがフワっと香る程度の味付けに。パクパクとたくさん食べてくれますよ!
カワハギとシロアマダイのアラの煮付け
イサキをねらっていた息子が釣った1尾のカワハギと、シロアマダイのアラを使って煮付けに♪ アラは晩酌をする私の父用に、少し煮込み時間を長めにして濃いめに仕上げました。カワハギは息子がご飯と一緒に食べられるようにイサキと同じ方法で!
魚の種類、切り方、誰に食べてもらうかで、調味料や時間を調整して作っています! もちろん、一度の夕食でこれだけの煮付けを作ってはいませんが(笑)。
タイなら寝かせてから、アラは早めに、娘が食べるなら寝かせずにフワフワの食感を味わってもらえるように…などなど、みなさんもご家族の好みに合わせて作り分けると喜ばれますよ♪
これぞ定番!「魚のフライ」
魚があればわが家では必ずフライ! ってほど、魚のフライは大人にも子どもにも食べてもらえる料理! 好みのサイズに魚をカットして揚げるだけの定番メニューですが、魚の種類や揚げ具合によっては、食感も味もそれぞれに違って楽しめるのが魅力の一つです!
ギガアジを半身まるごと贅沢にアジフライで!
いつもは、大きなサイズのアジを釣ったときは半身をさらに半分にカットしても大きいのですが、この錦エリアで釣れるアジは春先でも脂がしっかりと乗っていて、身がフワフワのアジフライにピッタリな個体が多いのが特徴。今回は息子のリクエストで、贅沢に半身をまるごとフライにしてみました!
フライパンでないと揚げられないサイズ感ですが、見た目も豪華に楽しんで、おまけにサクっと一口食べてみれば、フワフワ食感を豪快に楽しめるアジフライに! この時期になると、スーパーにも尺アジがたくさん売られているのをよく見かけるので、ぜひお試しください!
ウッカリカサゴのフライ
カサゴは煮付けにすることが多いのですが、煮付けだけでなくフライにすることも多いわが家。今回釣れたウッカリカサゴはサイズが40cmオーバーの大きなサイズで、身もしっかりとついた良型だったのでフライにしました!
クセのないカサゴの身は、大きいサイズほどしっかりムチムチした身がついているので、揚げることで弾力を楽しめる、子どもたちにも食べやすい食感のフライができます!
魚のフライが苦手な子どもで「アジは食べてもらえない…」って方でも、根魚のフライだとパクパクと食べてもらえるかもしれないので、一度挑戦してみてください!
やっぱり魚は「お刺身」含めた生食が一番!
握り寿司
お寿司のシャリの味付けは、小4の娘好みの少し甘めの味付けに。しかし、シロアマダイの炙り(写真左)もアジの握り(写真右)も、魚本来の旨味を損なうことなく、美味しく仕上がりました。
今回、初めてアマダイの炙りをしてみましたが、炙ってから氷水でキュっ!! と引き締めて食べると歯応えがあり、マダイとはまた違った食感と少し甘みのあるお寿司になって美味しかったです‼ アジは言うまでもなく、刺身もお寿司も最高の1品になりました。
私のイチオシ!!「アジのたたき」
大きなサイズのアジが釣れたときは刺身やフライだけではなく、わが家ではお酒のアテにもなるように、「アジのタタキ」も作っています! 作り方もいたってかんたんです!
①アジを小さくカット(好みの大きさで)
②カットしたアジをまとめて包丁の背で叩きます
③大葉、青ネギをみじん切り(大葉の風味を強くしたい方は千切りとかでも!)
④調味料の割合は
・ごま油:小さじ1
・醤油:大さじ1
・ショウガすりおろし:小さじ1
大葉やショウガの量はお好みで大丈夫です!
息子作!!「マダイの姿造り」
小学生のころから釣りをして魚をさばいてきた息子も、今では水産高校を卒業して漁師になりました。姿造りもこんなに立派に造ってくれます!
姿造りをする際は、魚をさばくときに頭と尾ビレと中骨をつなげたまま3枚におろすので、慣れるまでは少し難しくて時間もかかるかもしれませんが、盛り付けを考えながらさばく楽しさや、完成したときの喜びは100倍です!
息子もまずは小さなサイズの魚から始め、盛り付けの際に「どうしたら見た目がキレイに美味しそうにできるかな?」と考えながら、できるようになったようです。
もし釣りをする家族がいるなら、記念の魚が釣れたときにぜひ姿造りにもチャレンジしてみてください。きっと思い出が増えると思います。
釣友に教えてもらった「生ハム風マダイで絶品カプレーゼ」
息子が釣った大きなマダイの姿造りで刺身を全部使用せずに、釣具店などで購入できる「ピチットシート」で包み、最低1時間寝かせました。すると、まるでマダイの刺身が生ハムのような食感になり、その生ハム風マダイをスライスしたトマトの上に乗せて、さらにモッツァレラチーズと最後に市販のバジルソースをかければ、あっという間に「絶品カプレーゼ」の完成です! お酒のアテにも最高ですが、サラダの代わりに夕食の1品として並べても、とっても美味しく食べられます。
夜シートに包んで寝かせておいて翌日の夕飯に出せば、モチモチ食感で美味しく食べられるので、時間はお好みで試してみてください!
釣友に教えてもらったときは、クラッカーに乗せて食べてみました。これが唸るほど美味しかったので、リピートレシピになっています!
魚はマダイだけではなくほかの白身の魚でもやってみましたが、どれも生ハムみたいになり美味しかったので、白身のお魚をいただいたときや、スーパーで買い物途中に献立に悩んだときにはやってみてください!
そのほか、わが家のオススメ魚料理
煮付け、フライ、刺身以外でも、わが家でよく食べているオススメ料理をご紹介!
シロアマダイの松笠揚げ
アマダイといえば定番の「松笠揚げ」。片栗粉をまぶして揚げるだけのかんたん料理なんですが、ウロコを付けたままさばくことが少し難しい…。少しさばくのに時間はかかりますが、このウロコがあるおかげで、カリっとサクっとフワっと美味しく食べられるので、私が釣ったシロアマダイは全部松笠揚げに♪
さばくときにウロコが滑ってしまったりするので、布巾や手袋を使用し、気を付けてさばいてください! スーパーでは、丸ごとウロコ付きのアマダイはなかなか売っていないことが多いかもしれませんが、もし機会があれば試してみてください! もしかしたら、鮮魚コーナーのスタッフさんに聞いてみるとあるかも…?
珍しい干物「サメタレ」
これは、今回釣った魚ではないのですが、妹がサメの切り身を大量にもらってきたことがあった際、三重の名物である「サメタレ」を作ったことがあります!
「サメタレ」とは、サメのみりん干しのことです。昨年、泳がせ釣りへ行きシュモクザメを釣ったときも、持って帰ってさばいてサメタレを作り、お酒飲みの方にお配りしたら好評でした♪
いかがでしたでしょうか? 私の場合は釣りをするので、釣ったお魚は美味しく食べたいという思いが強く、釣友に教えてもらったりしながら、いろいろな料理にチャレンジしています。
「魚をもっと食べたい!」「子どもに食べてもらいたい!」と思ってる方、ぜひ今回の料理を参考にしてもらえたら嬉しいです!
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レポーター
プロフィール:鈴木 聖望
小さなお魚から大きなお魚まで、魚と釣りが大好きな行動力だけが取り柄の2児のかあちゃんアングラー! 家族の協力のお陰で、少しでも時間があれば魚を求めて釣りばっかり行っています! ルアーフィッシングメイン、でもエサ釣りも大好き♪ そのとき釣れる「旬」の魚に出会うため、ショアからオフショアまで魚を追い続けています!!
インスタグラム:
@seeeeemi100903 (URL: https://www.instagram.com/seeeeemi100903)