パルメ初のノンドザージュによる新キュヴェ「ラ・レゼルヴ・ナチュール」発売
イズミセは2024年10月24日、2年ぶりとなる新キュヴェ「パルメ ラ・レゼルヴ・ナチュール」を発売した。同社が運営する業務用ワイン仕入サイト「WINEPRO」で提供する。
パルメは、1947年にグラン・クリュとプルミエ・クリュの畑を所有する7人の生産者によって設立されたシャンパーニュメゾン。シャンパーニュでは珍しい、ソレラシステムを導入している。
新ヴィンテージのワインはオーク樽で熟成させた後、ステンレスタンクで保存するソレラ式のリザーブワインに加えられる。ノンヴィンテージのシャンパーニュで4年、ミレジムでは6~8年、マグナム以上ではさらに長い年月の熟成を重ねることで、美しく繊細なパルメのスタイルが完成する。
2年ぶりの新キュヴェ「パルメ ラ・レゼルヴ・ナチュール」は、補糖をしないノンドザージュで仕上げている。ノンドザージュは、‟バランスとエレガンス”には一定のドザージュが必要だと考えるパルメにとって、初の試みとなる。
6年という長期の瓶内熟成を経て生まれた芳醇な香りと繊細な泡立ち、40年以上も受け継がれるリザーブワインによるスパイシーさと深みが、ノンドザージュによる味わいの表現を可能にした。かんきつや砂糖漬けのレモンのアロマを繊細で美しいミネラル感が支え、長く優美な余韻を残す。複雑でありながら、ピュアな味わいを堪能できる。