寺尾小5年生 中央卸売市場を見学 青果、水産の仕事学ぶ
市立寺尾小学校5年生の児童が1月27日、神奈川区にある横浜市中央卸売市場の見学を行った。
これは、同市場が小学生の食への興味関心を育むことを目的に、卸売業者や仲卸業者など市場で働く青果部、水産物部のプロによる見学会を実施しているもの。
昨年9月には同校で出前授業が行われ、卸売市場の役割や流通の仕組み、水産業の現状などを学んだ児童たち。その後も調査などを続け、その結果を市場まつりで展示するなど、関心を深めてきた。
疑似競り体験で興奮
そして、この日の見学会には5年生の児童約90人が参加し、青果部や水産物部などを見学。国内はもとより、世界各地から集荷された野菜や魚などを見学し、流通拠点の役割、温度管理の仕組みなどを学んだ。
また、疑似競り体験も行われ、指のサインなどを真似ながら楽しむ様子が見られた。児童たちは「自分の顔より大きい果物があって驚いた」「野菜によって匂いがいろいろあって面白かった」など笑顔で語った。