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乗鞍岳が5月15日に山開き!乗鞍スカイラインも3年ぶりに開通

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©高山市

乗鞍岳(のりくらだけ)が5月15日に山開きを迎えます! 山開きに向けて除雪作業が行われており、乗鞍スカイラインも3年ぶりに開通します。

【画像】絶景の乗鞍岳

乗鞍岳とは

飛騨山脈(北アルプス)の南端に位置するは、日本百名山のひとつ。剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原があり、美しい景観を楽しむことができます。

乗鞍スカイラインとは

乗鞍岳へ続く乗鞍スカイラインは、標高1680mの平湯峠から標高2702mの畳平(たたみだいら)まで続く、日本一標高の高い場所を走ることができる全長14.4kmの山岳観光道路です。豪雨や崩落により通行止めとなっていましたが、復旧作業が完了し、2025年5月15日に3年ぶりに開通します。

自然保護のためマイカー規制を実施しており、マイカーでは通行できませんが、バスまたはタクシーで通行可能。車窓からは絶景を楽しむことができます。また、自転車であれば走行可能なため、サイクリストにも人気です。

乗鞍スカイラインのバスやタクシーについては、乗鞍スカイラインの公式ページにてご確認ください。

畳平の魅力

畳平バスターミナルから5分ほど歩いて下ると、1周40分ほどの木道が整備されています。6月頃から徐々に高山植物が芽吹き、7月上旬~8月中旬頃には花々が咲き誇り見頃を迎えます。また、高山植物を鑑賞できるだけでなく、運がよければライチョウに出合えるかもしれません。

注意点として、畳平を訪れる際は、標高が高いことを考慮して服装や装備には気をつけること。また、美しい自然や生態系を守っていくために、ゴミは持ち帰る、高山植物や昆虫を採らないなどの基本的なマナーを守って観光しましょう。

5月15日には出発式や山開き祭が開催予定

2025年5月15日の乗鞍スカイライン開通当日は、午前8時40分からほおのき平駐車場でバスの出発式が行われ、丹生川の乗鞍連邦太鼓が披露されます。乗鞍の畳平では、午前10時30分から乗鞍岳山開き祭が開催予定です。

まとめ

まだまだ雪が残る乗鞍岳ですが、これから緑の美しい時期を迎えます。高地ならではの自然を満喫してみてはいかがでしょうか?

TEXT by 地球の歩き方編集室

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