座間市 「ウリドキ」と協定締結 リユース推進し、ごみ減量
座間市と買取一括査定サービスを行うウリドキ(株)(木暮康雄代表取締役・東京都新宿区)が4月、リユース活動の推進に向けた連携と協力に関する協定を締結した。
座間市は2023年に「ごみ」という概念をやめ、「資源」として活用する「オール・リソース宣言」を行うなど、持続可能な環境と社会の構築に取り組んできた。今回の協定も、循環型社会の実現を推進する、市の取り組みの一環。24年12月にウリドキ(株)から提案があり、協定の締結に至った。同社が運営する買取プラットフォームを市のホームページなどで紹介することで、市民が不用品をごみとして処分する前にリユースすることを促す。
同様の協定は23年2月の「おいくら」、今年2月の「ジモティー」に続く3例目となる。市くらし安全部の担当者は「リユースに対するさらなる意識の高揚や廃棄物の削減、ごみ減量化を図りたい。今回の協定の締結により、多様な選択肢の提供につながれば」と話している。