「SHOGUN」エミー賞前哨戦で最多14部門を受賞、史上最多記録を打ち立てる
米テレビ界最大の栄誉である2024年プライムタイム・エミー賞に先駆けて開催された前哨戦クリエイティブ・アーツ・エミー賞にて、日本と米国の合作時代劇が全14部門で圧巻の最多受賞となった。単年での受賞数としては史上最多。「SHOGUN 将軍」はすでにエミー賞の歴史を塗り替えた。
「SHOGUN 将軍」は、「キャスティング賞 ドラマシリーズ部門」「撮影賞 シリーズ番組(1時間)部門」「ゲスト男優賞ドラマ・シリーズ部門(ネスター・カーボネル)」「メインタイトルデザイン賞」「ヘアスタイリング賞」「メイクアップ賞」「時代劇衣装賞」「映像編集賞」「プロダクション・デザイン賞」「補綴メイクアップ賞」「サウンドミキシング賞」「サウンドエディティング賞」「特殊視覚効果賞」「スタントパフォーマンス」を総なめ。25ノミネートのうち14部門を獲得する結果となった。
そのほか注目作は、「SHOGUN 将軍」と同じくFXによる強力作「一流シェフのファミリー・レストラン」。コメディ部門における「キャスティング賞」「映像編集賞」「ゲスト男優賞(ジョン・バーンサル)」「ゲスト女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)」「サウンドエディテング賞」「サウンドミキシング賞」「撮影賞」の7部門を獲得した。
プライムタイム・エミー賞は日本時間9月16日に発表予定。日本系作品の「SHOGUN 将軍」は本年度最多の25ノミネートとなっており、真田広之(主演男優賞)、アンナ・サワイ(主演女優賞)、浅野忠信と平岳大(助演男優賞)が日本人史上初の受賞となるかに期待。作品賞にも最有力候補とされている。
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