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札幌・大通公園や時計台など観光&紅葉スポット、北海道産豆の和菓子と静岡茶のお店もご紹介 (北海道 札幌市)

鉄道チャンネル

秋のテレビ塔からの景色は必見です (写真:はっさく / PIXTA)

10月になり、本州などでもようやく涼しい季節を迎えています。北海道は本州以南よりもひと足先に、紅葉のシーズンを迎えようとしています。
今回は、そんな札幌の街の中心街である大通公園周辺の観光スポットなどをお届けします。

札幌観光の拠点といえば「大通公園」

秋の札幌大通り公園 (写真:はっさく / PIXTA)

札幌を訪れた際には外せないくらい有名な場所が、大通公園です。大通公園は、札幌市の中心部、JR札幌駅からは地下鉄南北線・東豊線で一駅という場所に位置しています。
夏にはYOSAKOIソーラン祭りの会場となりビアガーデンが開かれ、冬には多くの観客を集めるさっぽろ雪まつりのメイン会場としても有名ですが、大通公園内には多くの花や木々が植えられていることから、秋には紅葉の風景を眺めながら散歩を楽しむことができる、紅葉スポットとしても知られています。
秋に札幌を訪れる方は、是非この大通公園をゆっくりと散歩してみるのもおすすめですよ。

さっぽろテレビ塔

そんな大通公園の東の端に位置する札幌のシンボルといえば「さっぽろテレビ塔」です。

高さ147.2メートルと目立つタワーです

さっぽろテレビ塔は、1957年(昭和32年)に完成・開業した高さ147.2メートルの電波塔です。当初はテレビ各局の電波を発信していましたが、現在は電波塔としてはFM局とNHK予備送信所のみが残っているようですが、観光拠点としての展望台や館内の施設はまだまだ多くの人が訪れる観光スポットとなっています。

展望台は高さ90mnに位置し、そこからは360度のパノラマ風景を楽しむことができます。春夏の新緑や冬の雪景色もとてもきれいですが、秋には、紅葉で染まる大通公園の周辺の風景や、赤や黄色に染まる遠くの山々の景色を眺めることができるため、人気を集めています。

秋のテレビ塔からの景色は必見です (写真:はっさく / PIXTA)

テレビ塔展望台からの札幌市街の紅葉は、この季節にしか見られないものですので、この時期に行ったのであれば登ってみる価値はあると思いますよ。

北海道地豆を使ったスイーツを静岡茶と一緒に楽しめる「あんと茶と」

札幌観光の間の休憩にちょうど良い、大通公園からほど近い場所にある、地元で人気のカフェを紹介します。

大通公園とすすきのの間になる「あんと茶と」 南3条西2丁目6-22KT3条ビル1F

大通公園の少し南側に位置する「あんと茶と」は、北海道の希少な地豆を使ったあんこ菓子と、日本一のお茶の産地である静岡県産の高品質なお茶を同時に楽しめるお店です。

上質な和菓子とこだわりのお茶が一緒に楽しめます

こちらのカフェでの人気商品は、北海道の豆で作られる「揚げきんつば」で、ザクっとした食感が楽しいオリジナルの商品です。味は、あずき、抹茶、ゆずの3種類のあんから選ぶことができ、中には甘納豆を忍ばせ、上には在来種のふっくらお豆をのせて仕上げられています。

珍しい3種類の「揚げきんつば」 右からあずき・抹茶・ゆず味

和菓子と一緒に味わえる日本茶は、静岡県内の産地や製法にこだわった近年のコンテストを受賞した厳選した茶葉を、日本茶インストラクターが丁寧に淹れて提供されます。全国に20名ほどしかいない、お茶を知り尽くした静岡の”茶師10段”の鈴木義夫さんが、「あんと茶と」のお菓子に合うお茶として、徳川家康も好んで飲んでいたと伝えられる本山(ほんやま)茶を特別に3種配合した、お店オリジナルブレンド茶 も頂くことができます。

抹茶・煎茶・和光茶・ほうじ茶・季節おすすめのお茶など日本一を誇る静岡茶を楽しめます

現在は、季節の新商品として「豆もなか」も扱われています。北海道の地豆をふんだんに使用し、バタークリームがアクセントとなった商品です。

こちらは、カフェで食する時には付属のコンロでもなかの皮を軽くあぶりパリパリ感が味わえるようになっており、食感を楽しみながら食べることができます。

あぶってパリパリ感を楽しめます

店内は著名デザイナー長谷川演氏による内装で、こだわりの一枚板カウンターや和紙貼りの壁やテーブルがそろえられており、落ち着いた空間となっています。また、カフェだけではなく、オリジナルの和菓子と厳選した日本茶などを販売するショップも併設されていますので、時間が無い時にはお土産を買いに行くために立ち寄ることができます。

カフェと共に和菓子やお茶を扱うショップも併設されています

カフェメニューは、きんつば1種類と静岡茶のセットで1200円(税込)、もなかと静岡茶のセット 1200円(税込)など。このお店の人気商品は、オンラインでの販売もしていますので、お店のWebをご覧ください。

あんと茶と:北海道札幌市中央区南3条西2丁目6-2KT3条ビル1F、TEL011-351-6395
カフェ/ 11:00~17:00(LO 16:30)、ショップ/ 11:00~18:00、不定休

有名な観光スポット時計台も、大通公園からすぐの場所に位置しています

大通公園の近くの観光スポット、次は札幌市時計台をご紹介します。

札幌市時計台

国指定重要文化財に指定されているこの札幌市時計台は、1878(明治11)年10月16日に、北海道大学の前身の札幌農学校の演武場として、初代教頭クラーク博士の提案により建てられました。3年後の1881年8月12日に時計塔が設置され時計機械が稼働し、現在でも、日本最古の機械式塔時計として、正確に時を刻み、鐘を鳴らし続けています。
街の中に急に現れるので、普通に歩いていては見逃しそうな場所に位置していますが、是非、足を止めて近くで観察をしてみてください。時計台は簡素な木造建築ですが、140年以上の間、多くの人の手により大切に守られ、現在へ歴史を繋ぐ貴重な建物となっています。

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の周囲の紅葉

札幌市中心街で有名な紅葉スポットとえば、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。庁舎自体は工事中ですが、周囲の公園にある木々の紅葉などは、見ることができます。

秋の北海道庁赤れんが庁舎(25年3月まで工事中) (写真:gandhi / PIXTA)

この赤れんが庁舎は、1968年(昭和43年)まで北海道庁の本庁舎として約80年にわたり使用された歴史ある建物で、国の重要文化財に指定されています。2024年10月現在、この赤れんが庁舎は改修工事中のため、転写シートで覆われているため建物全体を直接見ることはできませんが、建物の回りの公園の木々は楽しむことができます。(2025年3月には工事が終了する予定です)
また、赤れんが庁舎の前の道沿いには、銀杏並木となっており、札幌中心街にありながら、そのきれいな黄色の眺めは格別です。

建物はカバーされていますが、紅葉の並木道は見ることができます

まだまだ札幌市内には多くの観光・紅葉スポットがありますが、今回は、大通公園など市内中心部にある観光スポットと、北海道の地豆と静岡茶が楽しめるカフェなどを紹介しました。札幌の紅葉の見ごろは、例年10月中旬~11月上旬の時期になります。この期間前後に札幌に行く機会があれば、中心街からすぐに行くことのできるスポットばかりですので、ぜひ訪れてみてください。

(鉄道チャンネル)

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