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子どもたちから「こんな本が読みたかった」の声、続出! 中学受験の物語文に何度も出題される著者が描いた思春期の物語『十二歳』

コクリコ

今読むべき中学受験出題作品を厳選してご紹介! 今回は、中学受験の物語文に何度も出題される著者が描いた作品をご紹介します。

【中学受験】に役立つ「親子で読みたい物語」8選 2020年度入試で最多出題数を誇る王道作品〜最新出題まで

中学受験の入試問題で必ず出題される「物語文」。

今回の記事では、中学受験の物語文に何度も出題される著者が描いた物語をご紹介!
さらに大手中学受験塾で受験指導などを担当し、1000人超の子どもと関わったライターによる【出題ポイント】も公開します。

子どもたちから「こんな本が読みたかった」の声が続出した一冊。
一体どんな物語なのでしょうか?

思春期の入り口に立ち、戸惑う12歳の日々を描いた物語

作品名:『十二歳』
著者:椰月美智子
出題校:山手学院中学校、開智学園開智中学校、穎明館中学校、市川学園市川中学校、恵泉女学園 中学校、頌栄女子学院中学校など、多数出題。

【あらすじ】
小学6年生の鈴木さえ。友だちもいっぱいいるし、ポートボールに情熱を燃やす楽しい毎日を過ごしていたのに、突然何かがずれ始めた。頭と身体がちぐはぐで、なんだか自分が自分でないみたいな気がする。それはいきなりやってきた頭痛といっしょに、さえの気持ちを不安にさせる。大人になったら、自分は特別な「何か」になることができるのだろうか? 

それまでの自分とは、まったくちがってしまった自分をみつめる、さえの「十二歳」の1年間を描く物語。

【出題ポイント】
椰月美智子さんの作品は毎年多数の学校で出題されています。なかでも『十二歳』は受験生と同じ小学6年生が主人公ということもあり、『しずかな日々』と同じく、多数の学校で出題されました。思春期を迎えた子どもの心情を瑞々しく描いた一冊です。

「中学受験のための読書」をはじめてみよう!

中学受験は知識や学力だけでなく、考える力や表現力、物事を多角的に見る力が求められます。そのため、本を読むことで、楽しみながら中学受験につながる一歩を作ることができます。

今回ご紹介した『十二歳』で、ぜひ中学受験につながる読書をはじめてみてくださいね!

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