もう油を吸い込みすぎない!胃もたれしない「なす」の生姜焼きのつくり方
なすがおいしい季節です。なすは油との相性がよく、加熱したときのとろりとした食感も魅力のひとつです。 しかし、逆に油を吸い込みすぎてカロリーや胃もたれが心配との声も聞きます。 そこで、少ない油で仕上げる茄子の生姜焼きをご紹介します。
少ない油で仕上げるコツ
少ない油で仕上げるコツは、なすに塩を振ってしばらくおいてから水気を拭きとり蓋をして焼くことです。
そうすることで、なすから水分が出て過剰に油を使わなくてもやわらかくつややかに仕上がります。
また、なすに細かく切れ目を入れるのは手間ではありますが、これは食感をやわらかくするためと味を染み込ませるためです。
なすの生姜焼き(調理時間:15分)
材料(2人分)
・なす……2本
・塩……小さじ4分の1
・しょうが……1かけ(すりおろす)
・ごま油……大さじ1
・粒マスタード(お好みで)……適量
A
・しょうゆ……大さじ1
・はちみつ……大さじ1
・顆粒コンソメ……小さじ1
作り方
1. なすのヘタを切り落として縦半分に切り、皮面に細かく十字に切れ目を入れて塩を振って5分ほど置きます。
2. フライパンにごま油を入れて、水気を軽くふき取ったなすを並べて蓋をして中火で加熱します。
3. 途中反対側に返してなすが柔らかくなったら蓋を取り、余分な水分と油をペーパーでふき取ります。
4. よく混ぜたA、しょうがを加えて中火で少し煮詰めます。
5. お好みで粒マスタードやからしをつけてどうぞ。
生姜はぜひたっぷりと。
また、お好みで粒マスタードかからしをつけていただくと味が引き締まり白いご飯が進みます。
生姜焼きですが肉は使わず、あえてなすだけでも満足するおかずになるでしょう。
本多 理恵子/料理教室主宰