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平和の思い込め「世界一大きな絵」 万博で展示へ 伊賀・青山小

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お披露目された絵を囲む青山小の6年生たち=伊賀市阿保で

 三重県伊賀市阿保の青山小学校(姫野武校長、331人)で6月6日、大阪・関西万博の会場で8月に展示する、縦横5メートルの布に全校児童が力を合わせて描いた「世界一大きな絵」のお披露目があった。「へいわなせかいをつくろう」「いのちをたいせつにしよう」など、平和への思いを込めたメッセージも入っている。

 世界各国で子どもたちの描いた絵をつなぎ、「世界一大きな絵」を完成させるプロジェクトに取り組んでいるNPO法人「アース・アイデンティティー・プロジェクツ」(東京都大田区)が、万博での展示に向けて進めている企画の一環。47都道府県で1校ずつ取り組んでおり、8月後半に万博会場で順に展示される予定になっている。

 同小では3月以降、桂口善樹校長(当時)を中心に、現在の6年生たちが「平和」や「命」から連想する絵や言葉を挙げ、同市在住のイラストレーター田槙奈緒さんに原画の作成を依頼。4月中旬に原画が届いてからは、図工室に布を広げて児童たちがポスターカラーで色を塗っていき、5月末に完成した。

 大きな木やSL列車、平和の象徴でもある白いハトなどが描かれ、上部には、田槙さんが考えたという「となりのえがおも とおくのえがおも たいせつにしたいね」の一文がしたためられた。

 この日の完成披露会に招かれた桂口前校長は「戦後80年が経っても、世界では今も戦争が続いている。平和な毎日をつくっていくために何ができるか、皆で考えるきっかけにしてほしい」とあいさつし、児童代表の4人は「皆で頑張ったことを誇りに思う」「一人ひとりの個性や思いが集まったので、多くの人に見てほしい」と感想を述べていった。

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