犬が『居心地が悪い』と感じる5つの行動 不快感の原因や快適に過ごしてもらう方法まで
居住スペースの環境を整えない
トイレシートが汚れているのに交換をしなかったり、飲み水を汲みっぱなしにしていたり、温度や湿度が適切に設定されていなかったりと、居住スペースの衛生環境が整っていなければ居心地悪く感じるのは言うまでもありません。
また他にもサークルやハウスの置き場が窓の近くなどにあり外がよく見えすぎると、わんこは外のようすが気になってしまって落ち着いて過ごすことができません。
居住スペースは常に清潔に保ち、ゆっくりくつろげているかを確認するようにしましょう。
大きな音を立てる
わんこは基本的に大きな音や破裂音が苦手です。大きな音が断続的に聞こえているような環境では強いストレスを感じてしまいます。
日々の掃除機がけなどはやむを得ないかもしれませんがなるべく短時間に収まるように心がけ、パンクロックなどの音楽を大音量で流し続けるようなことはやめましょう。
他にも、大きな音を伴うような作業には注意が必要です。
家族喧嘩をする
わんこは野生の頃から群れで調和を大切にして暮らしてきました。そのためわんこは徹底的な平和主義者。群れ、すなわち家族の中に不穏な空気が漂うことをとても嫌います。
喧嘩をしていると愛犬が仲裁に来たという経験がある人も少なくないでしょう。
激しく言い争いをしている現場はもちろん、冷戦状態にある場合の空気もわんこは敏感に感じとります。夫婦喧嘩は犬も食わないとは言いますが、愛犬が心穏やかに暮らせるためにも家族喧嘩は早めに収めるようにしましょう。
しつこくかまいすぎる
わんこは基本的に「かまってちゃん」ですが、かと言っていつでも良いというわけではありません。ひとりになりたいときや、ゆっくり寝ていたいときもあります。
嫌がっているのに無理やり誘い出そうとしたり、逃げているのを追いかけ回したり、寝ているところを起こしてまでかまおうとすると、わんこはリラックスできずに不快に感じてしまいます。遊びたい気分のときにたくさん遊んであげるようにしましょう。
愛犬に声をかけない
わんこと暮らしはじめてまもないころは「犬に話しかけてもわからないし」「ひとりごとを言ってるみたいで恥ずかしい」と話しかけるのを躊躇ってしまう人もいるかもしれません。
ですが、わんこに声をかけるのはとても大切なコミュニケーションの1つです。声をかけられることなくコミュニケーションが不足していると、わんこは「自分はどうでもいい存在なのかな」と思い、居心地悪く感じてしまう可能性があります。
さらに近年では、飼い主さんにたくさん声をかけられているわんこは長生きするとのデータも出ています。「おはよう」や「ただいま」など些細な声かけでもいいので、目を合わせてたくさん声をかけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこによってどんな行動に居心地の悪さを感じるかはさまざまです。
居心地の悪さはストレスにつながり、ストレスが溜まると心身の不調にもつながります。居心地の悪さを感じさせてしまう行動は可能な限り慎み、愛犬が快適にストレスなく暮らせるように気をつけましょう。