バレーボール日本男子、強豪アルゼンチン下しパリ五輪初勝利 8強入りかけ3日にアメリカと対戦
西田有志がチーム最多21得点と躍動
バレーボール男子日本代表が7月31日、パリオリンピック予選ラウンド第2戦で東京五輪銅メダルのアルゼンチンと対戦し、セットカウント3-1(25-16、25-22、18-25、25-23)で今大会初勝利を挙げた。次戦は3日に8強入りをかけてアメリカと対戦する。
52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は第1セット、西田有志のサーブが冴え渡り、序盤に連続でサービスエースを決めて12-9とリードすると、終盤にも再びサービスエースで連続得点。計5本のエースを決める活躍で第1セットを先取した。
第2セットは序盤にサーブレシーブを乱されて1-7と大きくリードされるも、9-16から石川祐希、西田の強打など5連続得点で追い上げる。さらに、19-20で相手のスパイクがアウトとなり、同点に追い付いた際にアルゼンチンが判定に抗議を続けたことからレッドカードが提示され、日本に1点が追加。これで逆転に成功し、そのままこのセットも奪った。
第3セットは落としたものの、第4セットは6-7から石川のブロック、西田のバックアタックなど3連続得点で逆転に成功すると、粘るアルゼンチンを振り切り、パリ五輪初白星を飾った。
西田がチーム最多となる21得点をマーク。髙橋藍が14得点、小野寺太志が12得点の活躍を見せた。次戦は決勝トーナメント進出をかけて、世界ランキング6位のアメリカと対戦する。
【日本の次戦(予選ラウンド第3戦)】
8月2日(金)21時(日本時間3日4時)vsアメリカ
中継予定:NHK総合 8月3日(金)3時50分~
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記事:SPAIA編集部