緑あふれる新スポットが桑園に誕生 “ごちゃまぜ”で北海道の新しいビジネスを
再開発が進む札幌市中央区の桑園エリアに、また新たなスポットが誕生しました。
緑が陽に照らされ、明るい雰囲気の建物は、ガラス張りに吹き抜けでとっても開放感があります。
木造建築としては北海道内イチの大きさだといいます。
こちらは「エア・ウォーターの森」。
ここにはレストランをはじめ、ワーキングスペースなどがあって、人が交流する新たな場を目指しています。
進化を続ける桑園エリア、その新スポットを探ります。
「エア・ウォーターの森」はエネルギーなど幅広い事業を手掛ける、エア・ウォーター北海道の本社ビルです。
エア・ウォーター北海道の棟方祐介さんがその役割を教えてくれました。
「ここにさまざまなビジネスパーソンを集めて、ここから北海道の社会課題の解決するようなビジネスを創出していきたい」
JRの駅からも近く、大学や商業施設が集まる一方で、豊かな自然もある桑園エリア。
この場所で、企業や大学、自治体の人々が働き、さらに地域住民と交流することで「人口減少」や「再生エネルギー活用」などの社会課題の解決を目指しています。
そのため、一般の人でも出入りが自由です!
屋上には、地域住民の憩いの場となるガーデン。
Fビレッジのガーデンを手がけたデザイナーが監修しています。
1階には、一般の人が利用できるレストランがあり、エア・ウォーターの農園で収穫した野菜や、道内各地の食材を使ったメニューを味わえます。
そして、ビジネスパーソン向けの設備も整っています。
6人ほどが座れる個室スペースを作り、機密事項ががあるような会議にも対応。
さらにリラックスできるオープンテラスは、実は全部の部屋と繋がっています。
2階には、オフィスや会議室。道内にある複数の大学がサテライトオフィスの入居を決めていて、企業や自治体と連携した研究を進めたい狙いです。
3階のコワーキングスペースは、誰でも借りられますが、ひとつだけ条件があるといいます。
「こっち側にいる人たちは話しかけられたら、絶対笑顔で対応しなきゃダメだというのが基本ルールになっていいます。開かれた場所で、色んな人たちと一緒に、イノベーションを起こしていきましょうと」
いろいろな人が「ごちゃまぜ」になることで、いいアイディアを生み出していくことを、体現していくとしています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月5日)の情報に基づきます。