横浜市 高校生の長期留学支援を拡充 最大150万円補助 5月から申請受付開始
横浜市は、高校生の留学を支援する補助金の申請受付を5月1日に始める。今年度から長期留学への補助金額を増額するなどし、世界を目指す高校生を後押ししていく。
支援の対象は市内在住・在学の高校生。留学先への航空運賃や授業料などが補助対象となる。90日以上1年以下の長期留学については、補助上限額を昨年度までの40万円から150万円へ大幅に拡充した。市は「物価高が続いていることや費用面を理由に、留学へのハードルの高さを感じている人を支援するため」と増額の理由を説明している。昨年度は24人が審査を通過し、アメリカやカナダなどに渡航した。
今年度から新たに、上限額20万円の14日以上90日未満の短期留学に対する補助制度を設けた。市は「留学期間についてのアンケートで、3カ月以内を望む声が半数を超えたため」としている。
定員は長期留学が40人程度、短期留学が60人程度。申請は5月31日まで。6月中に書類による一次選考と面接による二次選考が行われる。対象者は7月中旬に決まる。
応募方法の詳細は、市のサイトで。問い合わせは国際局政策総務課【電話】045・671・4700。