鉄道むすめ「桜沢みなの」と一緒にナイスフォトを撮ろう! 秩父鉄道が来月、記念撮影会 ダイヤ改正も(埼玉県熊谷市)
生まれは埼玉県鴻巣市。子どものころからのSL好きが高じて秩父鉄道の社員に。一生懸命勉強して、難関の運転士試験に合格。性格はマイペースながら、野心家の一面も。ダイヤや乗換案内といった営業の仕事も任せて安心……。
まるで絵にかいたような模範社員の名は「桜沢みなの」。桜沢(埼玉県寄居町)、皆野(同皆野町)の両駅から命名された秩父鉄道の鉄道むすめだ。
デビューは2014年3月24日で、今年で11歳(周年)。秩父鉄道は11回目のバースデー企画として2025年3月22日、熊谷市の広瀬川原車両基地で記念撮影会を開催する。
鉄道ファンも、アイドルファンも、コスプレファンも誰もがウエルカム。「桜沢みなのバースデー撮影会@広瀬川原車両基地」は、当日10時スタート。記念乗車券や新グッズの先行販売会に続き、参加者全員でバースデーソングを歌い、クラッカーを鳴らして誕生日を祝う。
撮影会はコスプレ、初登場の3Dキャラパネル、歴代等身大パネルの3バージョン。フリー撮影会に続く、11時30分からの閉会式で締めくくる。
秩父鉄道といえば「SLパレオエクスプレス」。しかし、今回のパートナーはEL(電気機関車)だ。形式は当日のお楽しみで、バースデーバージョンに装飾する。
参加有料で、特典の「桜沢みなの 11th バースデー記念乗車券」は乗務員手帳仕様。手帳部分は秩父鉄道の社員用と同じレイアウトで、予定などを書き込める。申し込み受け付けは2月25日から同社ホームページで。
鉄道各社競演の鉄道むすめは2005年デビューで、今年で20周年。現在総勢110人で、生みの親の玩具メーカー・トミーテックは2月28日まで「20周年記念キャラクター総選挙」を実施している。
秩父鉄道は総選挙を盛り上げようと、投票締め切り日の2025年2月28日まで「桜沢みなの応援キャンペーン」を展開。熊谷、長瀞駅などに選挙の候補者ばりにタスキを掛けた等身大パネルがお目見えしている。
3月15日にはダイヤ改正
秩父鉄道はJRグループダイヤ改正にあわせて、2025年3月15日(平日は同17日)からダイヤを見直す。
主なメニューは、急行を現在の2往復から3往復に増発。平日は、羽生~影森駅間の日中11~15時台の列車間隔をおおむね均等化する。土・日曜、休日ダイヤは西武秩父駅着の特急列車から乗り継ぐ、御花畑駅発の長瀞方面への接続を改善する。
記事:上里夏生