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いろいろ試したけど、ステーキはイオンの牛肉パッケージに書いてある通りに焼くのが一番失敗しない

ロケットニュース24

心が弱っている時はステーキを焼けば大体解決すると考えている。ただ、一つ気をつけねばならない。ちょっとでも焼き方を失敗すると、ただえさえ弱っている心がバラバラに砕け散ってしまうのだ。

ステーキの焼き方については様々なところで、様々な人が、様々な方法を紹介しており、私(あひるねこ)もこれまで様々試してきた。その中で「一番失敗しない焼き方は何か?」と聞かれたら、私ならこう答えるだろう。

イオンのステーキ肉のパッケージに書いてある通りに焼くと──。

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・一番失敗しない焼き方

牛ステーキを焼くのはけっこう難しい。私はミディアムレアくらいが好きなのだが、うっかり火を通しすぎてしまった時は世界の終わりのような気分になる。

ほぼウェルダンと化した肉を前に、ただ茫然と立ち尽くすしかない。

逆に、あまりにレアだった時もそれはそれで辛い。そこからベストな焼き加減に軌道修正できるような料理の腕を、残念ながら私は持ち合わせていないのである。

ネットで簡単にできそうな焼き方を調べてはブックマークし、自分でいろいろ試してみた結果、最終的に行きついたのが冒頭で触れたイオンのステーキ肉だった。

この方法でおそらく10回近く焼いているが、失敗らしい失敗はゼロ。以来、もうこれでええやんという気持ちになっている。それでは実際に焼いてみよう。

・ステーキを焼く

使用するのはイオンの「アメリカ産牛肉かたロース」。売り場で一番安いステーキ用牛肉である。ちなみにイオンのステーキ肉は、あらかじめ筋切りされているので地味に楽だ。

焼き方は至ってシンプル。肉を常温に戻して表面のドリップを拭き取り、焼く直前に塩・こしょうを両面にふりかける。

次に、強火でよく熱したフライパンに油を入れ……と書いてあるが、私がいつも使っているのは売り場に置いてある無料の牛脂だ。

さあ、ここからが本番。まず片面を強火のまま1分焼く。

1分後、裏返したら中火で1分30秒焼く。

──完成である。

・難易度ゼロ

アルミホイルで巻くとか、途中でいったん休ませるとか、そういった面倒な作業は一切なし。本当にこれでいいのか? ってくらい何も特別なことをしていないが、切ってみると……

ジャストすぎる仕上がり。

・これでええ

ミディアムとミディアムレアの、さらに中間くらいの焼き上がりと言えば伝わるだろうか。表面はしっかり焼かれていて中はジューシーだが、芯まで熱が入っているので冷たさはまるで感じない。理想的なステーキだ。

実はこの焼き方、モランボンの公式サイトに掲載されている『わが家のごちそうステーキ』というレシピで、牛肉パッケージのラベルに記載されたQRコードを読み込むと詳細が表示される。

焼き時間は「厚さ1.5cm(約200g)」の肉をミディアムで焼く場合を想定したものだという。今回、私が焼いた肉は236g。ミディアムレア気味の仕上がりになったのはそれが理由だろう。

「厚さ1cm(約150g)」の肉を使う場合や、レアあるいはウェルダンにする時の焼き時間はサイトに掲載されているし、なんならイオンの店頭で紹介されているので参考にしてみてほしい。

ステーキに限らず料理って「手間がかかっている方が偉い」みたいな風潮が何となくあるが、私のようなド素人にはとっては「簡単かつ失敗する確率が低いこと」の方がはるかに重要だ。

なので特にこだわりがない人は、この焼き方で十分だと思うぞ。だまされたと思って一度お試しあれ!

参考リンク:モランボン
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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