新春の凧づくりスタート 高砂コミセンでワークショップ
年明けすぐのサザンビーチちがさき海水浴場で開催されている「新春凧揚げ大会」。会場で子どもたちに配布するための凧作りが始まった。
このイベントは、NPO法人茅ヶ崎海岸づくり推進機構(金子和理事長)や地元のまちぢから協議会が2015年から実施しているもの。子どもに手作り凧を無料配布しているほか、餅や甘酒の振る舞い、地元アーティストや音楽グループによるステージなども行われ、新年の風物詩として定着している。
25年は1月3日(金)の午前10時から午後1時までの予定。従来は2日間開催されてきたが、今回は1日のみになるという。
300個を製作へ
これまで配布用の凧は柳島凧の会(今澤久義会長)が担ってきた。しかし会員の高齢化などもあり、今回から地域住民やボランティアも凧を作ることに。その初回となるワークショップが11月2日、高砂コミュニティセンターで開催された。
この日は5人が参加。柳島凧の会の会員から手ほどきを受けながら作業を進めていった。参加した女性(80)は「これまでは見ているだけだったが、自分で作ることでより愛着も湧くと思った」と話していた。
今後は300個を製作する予定。これまではビニール製だったが、環境にも配慮して半数を和紙にするという。
ワークショップは今後、11月10日(日)、13日(水)、17日(日)、20日(水)、24日(日)、27日(水)に、高砂コミュニティセンター和室で開催予定。10日、17日、24日は午前9時から午後5時まで、13日、20日、27日は午後1時から5時まで。
申し込みは不要なので直接会場へ。