【2024年8月数値】前年同月比で電気代は21%増、新潟市の消費者物価指数が発表
新潟市消費者物価指数の推移(新潟県報道資料より)
新潟県は9月27日、新潟市における消費者物価指数(2020年基準)の2024年8月分確報値を発表した。
同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2024年8月の新潟市の総合指数(2020年平均を100とする)は107.8。前月に比べ0.2%の上昇、前年同月比では2.4%の上昇となった。
前月と比較して上昇した主な項目は、宿泊料、カラオケルーム使用料などの「教養娯楽サービス」(前月比3.0%増)、ぶり・さけ・あさりなどの「魚介類」(同5.9%増)、ほうれんそう・レタス・ブロッコリーなどの「野菜・海藻」(同3.3%)となった。
一方で、鶏肉・豚肉などの「肉類」(前月比3.5%減)、ガソリンなどの「自動車関係費」(同0.4%減)、ぶどう・バナナなどの「果物」(同4.2%減)などの項目は前月から値下がりした。
なお、前年同月との比較では、「電気代」(前年比21%増)、都市ガス代などの「ガス代」(同16.8%増)、宿泊料・インターネット接続料などの「教養娯楽サービス」(同5.5%増)の項目が上昇し、ヨーグルト・鶏卵などの「乳卵類」(同9.1%減)、固定電話・携帯電話機などの「通信」(同2.3%減)、鶏肉・豚肉(国産品)、牛肉(輸入品)などの「肉類」(同2.7%減)などの項目は下落している。
【関連リンク】
新潟県 にいがた県統計ボックス(統計課)
総務省統計局 消費者物価指数(CPI)