白鵬女子高 ラグビー元代表選手が講演 挑戦する大切さ伝える
白鵬女子高等学校=北寺尾=で3月17日、15人制女子ラグビー元日本代表の玉井希絵さんらによる特別講習が行われた。
これは、国際理解教育を推進する同校で、女性のキャリアや世界を舞台に活躍するアスリートとしての生き方を語ってもらうことで「真のグローバル人材とはなにか」を学んでもらおうというもの。
当日は、玉井さんと女子ラグビー元ベルギー代表のエラ・アモリーさんが参加。生徒は同校スポーツコースの1、2年生とグローバルコースの1年生、約200人が出席した。
講演は英語を交えて行われ、グローバルコースの生徒が同時通訳を行う場面も。生徒たちも貴重な話を一言一句逃さぬように集中する様子が見られた。
現在もイングランドのクラブで活躍する2人からは「辞めるのは簡単なので、とりあえず何でも挑戦し、努力してから決める」「何でも質問して自分で道を切り開くことが大切」などのメッセージが伝えられた。また、ラグビーボールを使ったチームワーク強化のためのゲームも行われた。
講演後に生徒からは「『絶対に人と比べない』という言葉が心に残った」「何かの選択をした時に、自分で正解にしていけるよう努力することを心掛けようと思った」などの感想が聞かれた。