信念もって事故ゼロを 地元企業が啓発大会
建設業の(株)湘南営繕協会(最上重夫社長)と湘南アーキテクチュア(株)(清水恵子社長)主催の「合同安全大会」が18日、湘南鎌倉クリスタルホテルで開催された。協力事業者、関係者らおよそ150人が参加、事故ゼロを誓い合った。
両社に関わる事業者が年に1回、一丸となって安全意識の向上を目指し実施。現場や車両の事故防止に向けて地元の労働基準監督署、警察署の講話も交え行われている。
あいさつに立った大会委員長の最上氏は関係事業者の協力で事故ゼロが10年以上続いていることに感謝を述べるとともに「絶対に事故を起こさないという信念をもってほしい」と呼び掛けた。
藤沢労基からは県内建設業の2023年の休業4日以上の死傷者数が、前年比70人以上増の774人になったことも示された。「現場では常に気を引き締めたい」と参加者は語った。