大減量デイヴ・バウティスタ、健康を心配する声に「195センチで108キロ、十分大きいですよ」
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役でおなじみ、デイヴ・バウティスタが大幅にスリムになったことが世界中のファンの間で大きな話題となった。健康を案じる声も上がっていることについて、バウティスタが経緯と実際の状況を明かしている。
ドラックス役を筆頭に、『ノック 終末の訪問者』(2023)や『デューン 砂の惑星』シリーズなど屈強な体格がトレードマークだったバウティスタは、別人のようにスリムな姿で、2024年9月7日(現地時間)にトロント国際映画祭のレッドカーペットに登場。柔術との出会いが減量のきっかけであり、相当量の筋肉が落ちたことも「それでいい」といたが、一部には「なにか健康上の問題があるのでは」との見解も見受けられたのである。
ポッドキャストに登場したバウティスタは「理由があって減量を始めたんですよ。ひとつは、ただ太ったから」と減量は意図的なものであると改めて明言。インタビュアーに「“太っている”といっても、本当に太っていたわけではないですよね」と制されたが、「役のために身体を大きくしたのですが、不快に感じるほど大きくなってしまった」と話した。
その映画は『ノック 終末の訪問者』(2023)で、バウティスタは315ポンド(約142kg)まで「高速で増量した」とのこと。映画の撮影が続くなか、合間の短期間で増量しなくてはいけなかったため、フライドポテトとパンケーキを大量に食べることで増量に臨んだとバウティスタは語る。
「監督には、“重量挙げの選手みたいな感じではなくて、とにかく大きい男に見えるようにしてほしい”と言われたんです。私もちょっとやりすぎてしまい、大きくなりすぎたんですよね。でもその時は”大きくならなくちゃ”ってただ思っていたから、不快なレベルまで増量してしまいましたし、そぎ落とすのには時間がかかりました。」
実際に減量を始めると快適に感じるようになり、カメラ映りもよくなり、他の俳優の隣に立っても「よりよく見える」と効果を感じていたそう。ところが「痩せすぎ」と言われてしまったり、インターネット上で健康を心配する声を目にしたそうだ。
「僕は6.4フィート(約195cm)、240ポンド(約108kg)あるんですよ。十分大きい人間だという感じがするでしょう。何年もの間、大きな私を見てきた皆さんには、私が拒食症のように思えるのかもしれませんが、私はまだ標準的な俳優の隣にいる大きな人間にすぎませんよ。ゴリラのように見えますし、気が散ります。」
かねてから興味のあった本格的なロマンティック・コメディ作品へのが決まり、新たなキャリアを模索しているバウティスタ。一方で、ジェームズ・ガン率いる新DCユニバース(DCU)に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャストと再共演することも「それが僕のゴール」としている。ジャンルにも縛られることなく、様々なキャラクターを楽しんでいこうと前向きなバウティスタの今後により一層期待したい。
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