ゼラチンなしでOK!とろんと濃厚な牛乳プリンレシピを新定番にしよう♪
牛乳プリンはゼラチンなしでもとろんとなめらか!
急にプリンを作ろうと思ったけれど、ゼラチンを切らしてしまっている……。そんなときにぴったりなゼラチンなしでできる牛乳プリンです。ゼラチンの扱いが苦手な方にもおすすめですよ。
子どもたちは、ゼラチンなしの牛乳プリンが大好き。口当たりがなめらかでとろけるような食感に、「クリーミーでやさしい味だね!」と大好評です。少し豪華に味わいたいときはキャラメルソースやチョコソース、旬のフルーツをトッピングして、自分好みの牛乳プリンを楽しんでいます。
ゼラチンなしで絶品牛乳プリンを作るコツ
コツ・ポイント
牛乳は少しずつ片栗粉に加える
焦げないように絶えず混ぜる
鍋底が見える程度にとろみがついたら火を止める
ダマになった場合はザルでこす
牛乳は少しずつ片栗粉に加える
片栗粉をなめらかに溶かすには、少量の冷たい牛乳ですり混ぜてから残りを少しずつ加えてよく混ぜます。牛乳に片栗粉を入れるとダマになってしまうので、注意しましょう。
焦げないように絶えず混ぜる
加熱するときは均一に熱を通すために、絶えずかき混ぜることが大切です。焦げ付きやすい状態なので、ヘラや泡立て器で鍋の底をこするようにしてしっかり混ぜてください。中火から弱火でじっくりと火を通しましょう。
鍋底が見える程度にとろみがついたら火を止める
中火で加熱しながら混ぜ続け、牛乳にとろみが付いたら弱火に切り替えます。プリン液が少しずつ固まり、ヘラで混ぜたときにとろりとしていたら火を止めるタイミングです。余熱でさらに固まるので、煮詰めすぎないように注意しましょう。
ダマになった場合はザルでこす
片栗粉がダマになってしまった場合は、すぐにザルでこしましょう。再度なめらかになります。熱いうちに対処すると効果的です。
もちもちとろん。ゼラチンなし牛乳プリンレシピ
調理時間:90分
保存期間:冷蔵で2〜3日
ゼラチンを切らしているときでも簡単に作れる牛乳プリンのレシピをご紹介します。材料は自宅にある牛乳、砂糖、片栗粉の3つだけです。なめらかでとろけるような食感に仕上がります。
特別な道具や技術も不要で手軽に作れますよ。急にスイーツをリクエストされたときにも応えられます。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人分)
牛乳:300cc
砂糖:大さじ3杯
片栗粉:大さじ2杯
作り方
砂糖と片栗粉を混ぜる
鍋に砂糖と片栗粉を入れ、ヘラでよく混ぜます。
牛乳を入れる
鍋に牛乳を少量加え、片栗粉を溶き伸ばします。片栗粉が溶けたら残りの牛乳をすべて入れ、全体を混ぜます。
弱火で加熱する
弱火で加熱し、ゴムベラで鍋底をこするように絶えず混ぜ続けます。ゴムベラで混ぜるのが重たくなってきたら、焦げないようにさらにしっかりと混ぜます。
火を止める
もったりとしたとろみがついてきて、ゴムベラで線を描いて鍋底が見えるくらいになったら火を止めます。牛乳プリンのベースがぽたぽたと落ちるかたさになるのも火を止める目安です。
冷やしてできあがり
4を容器に入れ、粗熱を取ります。冷蔵庫で1時間以上冷やしてできあがりです。
ゼラチンなし牛乳プリンはアレンジ自在!
ゼラチンなしの牛乳プリンはさまざまなアレンジが楽しめます。ココアパウダーを小さじ2〜3杯加えると、チョコレート風味になりますよ。砂糖と片栗粉、ココアパウダーをしっかりと溶かして作りましょう。
インスタントコーヒーを小さじ1〜2杯加えると、ほろ苦い味わいのコーヒー牛乳プリンに。牛乳とインスタントコーヒーを溶かしたら、砂糖と片栗粉に加えて加熱します。また仕上げにフルーツのジャムをトッピングするだけで、フルーツプリンに早変わり。いちごやブルーベリーのジャムがおすすめです。
よくある質問
片栗粉以外でも作れますか?
作れます。コーンスターチや寒天で代用できます。コーンスターチは、片栗粉と同じ量を入れてください。寒天パウダーを使う場合は小さじ1/2杯程度加えるといいでしょう。
ゼラチンなし牛乳プリンは保存できますか?
保存できます。冷蔵で約2〜3日が目安です。風味や食感を損なわずに楽しめるよう、ラップで包んで冷蔵庫で保存しましょう。できるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。
ゼラチンなしでなめらか食感。牛乳プリンを気軽に作ろう
ゼラチンなしで作る牛乳プリンは、たった3つの材料で簡単に作れます。驚くほどなめらかな食感が楽しめますよ。ゆっくりスイーツを作る時間のないときでも、手軽に挑戦しやすいです。
ちょっとした甘いひとときを楽しむのにぴったりな牛乳プリン。アレンジを楽しみながら、自分だけの特別なスイーツを作ってみましょう。ぜひ、気軽に挑戦してみてくださいね。
ライター:山形ゆかり(薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター)