【動画】大阪市立美術館がリニューアル エントランス、テラスなど新設
約2年5カ月に及ぶ大規模改修工事を終えた大阪市立美術館(大阪市天王寺区、天王寺公園)が報道陣に公開された。同館は2025年3月1日、リニューアルオープンする。
今回の改修では、玄関の下にエントランス、大階段を登らずに来館できるようにエスカレーター、慶沢園を望むテラス(無料ゾーン)をそれぞれ新設したほか、耐震のために中央ホールのシャンデリア撤去などを行った。リニューアルオープン時には、カフェやミュージアムショップがオープンする予定。
同館は1936(昭和11)年5月、日本で3番目の公立美術館として開館。大阪で活躍した先人による寄贈、寄託なども多く寄せられ、国宝、重要文化財を含む約13500件を収蔵している。
同館によると原則として1階は「企画展示」(コレクションによる毎回テーマを変えた展示)、2階は共催者との特別展会場として運営する。特別展は、年間4~5本の開催を見込んでいるという。