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長井中創造部 積載量の効率化が評価 ロボコンで2年連続全国へ

タウンニュース

息のあった連携でロボットを操作する3人

ロボット製作の技術やチームワークを競う「第24回創造アイデアロボットコンテスト」の関東甲信越地区大会がこのほど行われ、長井中学校創造部内のチーム「長井舜武号」が応用部門で3位に輝き、2月1日(土)に都内で開催される全国大会へ出場する。

メンバーは3年生の飯島舜悟さん、原武史さん、齊藤功基さんの3人。競技は2分30秒の間に自作のロボットを操作し、ある地点から別の指定場所まで高さ27cmほどの段ボールを運搬し、積み重ねていく。2人が移動とアームを動かすコントローラーを操作し、もう一人が時間管理や全体の指示を行う。同大会では、4・5個を積み上げ、3位を勝ち取った。

アームの工夫が奏功

本来は1・2位が全国出場の切符を手にするが、ロボットへの工夫が評価されるアイデア賞を受賞したことで全国出場を決めた。他チームの多くが1個ずつ段ボールを運搬する中、同チームはアーム部分の開口を広げ、3個同時に運ぶことに成功。ロボットの移動時間の短縮と積み重ねる際の落下リスクを軽減したことが評価された。

8月に行われた市大会までは全く別のロボットで挑んでいた同チーム。一度により多くを運ぶにはより大きなアームが必要となる。しかしロボットの躯体サイズは大会規定に準ずる必要があるため、通常時はアームを収納することで大会規定をクリア。効率性を重視した改良が奏功した。

3人は「自分たちのロボットに自信を持って狙うは3位内」と意気込みはばっちり。来る大舞台に向け、一層練習に熱を込める。

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