WEリーグ三菱重工浦和・猶本光が日テレ東京Vに完全移籍「かけがえのない財産」
「みんなの笑顔が広がる輪の中にいられることが幸せでした」
女子サッカー・WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは30日、MF猶本光(31)が日テレ・東京ヴェルディベレーザに完全移籍すると発表した。
猶本は筑波大に進学した2012年に浦和レッズレディース入り。2018年6月にドイツ女子ブンデスリーガのSCフライブルクへ移籍し、2020年1月に浦和レッズレディースへ復帰した。
浦和ではリーグ通算178試合29得点、福岡J・アンクラス時代も含めるとリーグ通算201試合29得点。日本女子代表「なでしこジャパン」でも40試合4得点を記録している。コメントは以下の通り。
「高校卒業後、そしてドイツから帰国してからも長くお世話になったクラブを、このたび離れることになりました。なかなか結果が出ず苦しい時期が何年も続いたレッズレディースが、『強い』と言われるチームにまで成長していく過程を目の当たりにし、その中で一緒に戦えたことは私にとってかけがえのない財産です。みんなで何かを成し遂げたときの喜びと達成感は、これまで感じたことのないほど素晴らしいものでした。そして、ずっと目標にしていた優勝を手にしてもなお、満足はできず、もっと成長を追い求めている自分にも気づかされ、そんな贅沢な感覚を教えてもらえて感謝しています。
一時代を築いたレッズレディースの一員としてその場にいられたことを誇りに思います。ピッチに花が咲くように、みんなの笑顔が広がる輪の中にいられることが幸せでした。輝くみんなの笑顔は、胸に刻まれた星とともにこれからもずっと残り続けます。サポーターのみなさんの前で、たくさんの声援を受けながらプレーできたことは、本当に幸せな瞬間でした!どんな時も選手たちを応援し、励まし、支えてくれてありがとうございました!今は別の道を行くことになりますが、日本にいるのでまたすぐにお会いしましょう」
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記事:SPAIA編集部