『10年以上外で生きてきた猫』から出されたSOS…保護された瞬間の様子に涙する人続出「保護してくれてありがとう」「幸せが約束された日」
YouTubeチャンネル『あにまるほんぽ』に投稿されたのは、10年以上を外で生き抜いてきた野良猫を保護する様子です。
感動の保護劇に動画は2万8千回再生の注目を集め、「これからは安心して猫生を送れますね」「安心したお顔が可愛い」「おとしゃん、おかしゃんの優しさに感謝です」「お鶴ちゃん、良かったね、良かったね」といった声が上がっています。
10年以上外で生きてきた「お鶴」さん
白黒ハチワレ猫の「お鶴」さんは、10年以上の歳月を外の過酷な環境で生きてきたといいます。お鶴さんがお母しゃんとお父しゃんの前に初めて現れたのは、半年前のこと。ボロボロの姿で、お腹を空かせてやってきたそうです。
お鶴さんを病院に連れて行ってあげたいお母しゃんとお父しゃん。お薬入りのごはんをあげたりナデナデしたり、ゆっくりと信頼関係を築いていったといいます。
今度こそお鶴さんを家族に
保護したかったお鶴さんですが、その後姿を見せなくなってしまったそう。心配で仕方なかったお母しゃんとお父しゃんでしたが、半年後、再びお鶴さんがやってきてくれたといいます。
以前はごはんを食べたらどこかに行ってしまっていたお鶴さんが、今回は段ボールハウスで休むようになったのだとか。お鶴さんのSOSを感じ取ったお母しゃんとお父しゃんは、今度こそ必ず保護することを決意したといいます。
ついに家猫になったお鶴さん
捕獲器に入ってくれないお鶴さんをお母しゃんがごはんで家の中へおびき寄せ、そのまま抱っこしてケージに入れたそう。お鶴さんは驚いて鳴いたものの、暴れたりはしなかったといいます。
「ごめんね、でももう後悔したくないんだ」と涙を浮かべながら、お鶴さんに話しかけるお母しゃん。お母しゃんとお父しゃんの「もう独りじゃないよ。これから家族になるんだよ」という思いのこもった、感動の保護劇となったのでした。
投稿には、「お母しゃんの、大丈夫。もう決めたの。お願い、って言葉で涙が出ました」「もう1人じゃないですね」「おかしゃんの涙声が全てを物語ってますね」といった100件を超えるコメントが寄せられています。
お鶴さんはその後、末期の腎不全が発覚。残された時間を家族の温もりの中で過ごし、お父しゃんの腕の中で眠るように最期を迎えたそうです。
YouTubeチャンネル『あにまるほんぽ』には、猫さんたちとヘルマンリクガメさんの暮らしの様子や、保護猫活動の様子が投稿されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル『あにまるほんぽ』さま
執筆:kokiri
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。