離婚も視野に…夫たちに聞く【妻への愛情がガタ落ちした“ケンカしたときの態度”】#1「何かあればすぐ…イヤな口癖」
愛情があるとしても、一緒に暮らしていれば衝突やすれ違いが避けられないときはあり、問題が起これば夫婦でともに解決を考えるのが理想といえます。
そんなとき、自分は納得していないのに一方的に解決を決めて自分や問題と向き合わない妻の姿を見れば、愛情も関心も薄くなってしまうもの。
仲直りとはいえないのにそれを押し通された結果、妻と関わるのが嫌になって家庭内別居に発展するケースもあります。
夫たちに、愛情が冷めるきっかけになった「ケンカをした時の妻の態度」について、聞いてみました。
「妻とは仲がいいとは言えず、家ではふたりで会話をする機会はほとんどありません。
きっかけは、何かあればすぐ『夫なのだから』と立場を持ち出して責任を押し付ける妻の姿で、喧嘩をしても話し合いができないことがストレスで少しずつ心が離れていきました。
子どもがふたりいますが、園の送迎などなるべく分担していても、保護者会の会議など『夫が行くべき』『父親のあなたが』と、勝手に参加を決めておいて、自分は前に出ないことで大喧嘩したこともあります。
共働きで、妻は仕事も家事もしっかりこなしてくれてそれには感謝しているのですが、『あなたより私のほうが大変だから』が口癖で。
それなら保護者会も参加しなければいいのに、『親ならやっておくべき』と、自分で決めたのですよね。
一度『夫であっても自分も人間で君と同じように疲れているから』と言ったら、今度は『私だけが悪いみたい』『言い方が悪い』と論点をずらした反撃が返ってきて、うんざりしました。
自分がされて嫌なので、妻には『妻なのだから』は絶対に言わないようにしていますが、自分の立場についてはどう思っているのか…。このままだと、いずれ離婚になりそうです」(30代/営業)
配偶者の「立場」を前に出して動かそうとするのは、自分が責任を取りたくないからとも見えます。
その割に外の世界に関わろうとするのは、存在感をアピールしたいからともいえますが、それなら決めた自分が動くのが正解。
大変な場面で負担を配偶者だけに負わせることは、かえって自分の立場が悪くなることもあると、もう一度考える必要があるといえます。
(ハピママ*/弘田 香)