洲本レトロこみちにOPEN!定食屋『OHAKO』でお母さんの味にほっこり癒される 洲本市
洲本市レトロこみちに、お母さんの手作り料理が食べられる古民家食堂『OHAKO』がオープンしました。
場所は洲本オリオンから北に数軒のところ。長屋タイプの古民家の中に「OHAKO」と書かれた丸い外灯が目印です。
メニューは数種の定食。和洋の家庭料理をメインにした日替わりの「OHAKO定食」や、「鍋焼きうどん定食」など、ホッとするラインナップが揃っています。
アースカラーでまとめられたインテリア。穏やかな雰囲気がなんだか落ち着く、温かみのある空間です。
すべてご家族で切り盛りしている同店。お母さんの十八番(おはこ)料理をお出しして、お客さんの十八番のお店になることをコンセプトに、地元のものを使った手作りごはんを提供します。
この日の「OHAKO定食」は、「煮込みハンバーグ」と「和風ロールキャベツ」の2種。今回は、「煮込みハンバーグ」をいただきました。
生トマトや赤ワインで手作りしたデミグラスソースは、野菜の甘みが溶け込んで酸味がまろやか。たっぷりと盛り付けられたきのこにも、ソースがよく染みています。
お肉の下味に甘酒を入れているおかげで、麹の力でびっくりするぐらいふわっふわ!お肉の臭みもなく、まろやかでコクのあるソースが絡んでお肉の旨みを堪能できます。
具沢山で贅沢な豚汁。ゴロゴロと大きめにカットされた具に、しっかりと出汁の香りが沁みて、出汁を食べているかのように豊かに香ります。お味噌が効いて、ギトギトしていないのに旨みたっぷり。
地元の食材で栄養のバランスを考えて手作りされる小鉢もにくい。ブロッコリーと淡路島産しらすのアーリオオーリオは、しっかり味で存在感を発揮しています。
お母さんの出汁巻き卵は、ジュワッと出汁が染みた関西風。優しい家庭の味に癒されます。
ご飯は粒が立ってつやつや。噛むほどに甘みが感じられる美味しさです。
旬のフルーツを添えるのも同店のこだわり。お母さんの手料理に華を添える、淡路島産の苺のジューシーな甘みと香りに魅了されます。
子どもたちのごはんにもお弁当にも、冷食を使ったことがないというお母さん。お店でも冷食はもちろん、出来合いのものは一切使わず、手作りごはんにこだわっています。いつもは家族のごはんを作る側のママたちも、コンビニごはんで済ませがちなビジネスパーソンたちも、お家にごはんを食べに帰るかのような感覚で行けば、身体に嬉しいごはんが食べられます。
ちなみに、テイクアウトのお弁当にも、具たくさんの贅沢豚汁がセットで付くのだそう。ただ美味しいだけじゃない、食べる人のことを考えたお母さんの愛情と知恵が詰まったごはんが食べられるなんて、嬉し過ぎます。おしゃべり上手で気さくなお母さんに会いたくなったら、行きどきかもしれません。
場所
OHAKO
(洲本市本町5丁目4-13)
営業時間
11:00~17:00
定休日
日曜日