トリプル日本一を獲得!瀬戸口雅昭さん(野田市在住)
瀬戸口さんは15歳(中学3年生)でレスリング、28歳で極真空手、そして56歳の今年、アマチュアゴルフで3つ目の日本一に輝きました。
「日本一になる」と追い込んで勝ち取る
小学生の頃から、体を動かすことや人前に出ることが好きだったという瀬戸口さん。
中学に入ると、レスリング部の「世界大会はスウェーデン」というチラシに引かれて入部。
持ち前の身体能力の高さでメキメキと頭角を現し、世界大会へと目標を定め、3年生の時に見事日本一に。
その年、ロサンゼルスで行われた世界大会を経験しました。
高校生活を経て社会人になり、職場の先輩を通じて極真空手に出合います。
当時、人気の競技だったので興味を持って体験してみたところ、みるみるうちにとりこに。
その魅力とは「痛みを直接感じるので相手の痛みも分かること。そして礼儀を学べること」。
平均より早く黒帯を獲得した瀬戸口さんは「日本一になる」と周囲に公言し、自分を追い込むことで、苦しい時期を経験しながらも全国制覇を果たしました。
現在、極真会館千葉下総支部の会長を務めます。
ゴルフを始めたきっかけは、義兄から「一緒にやろう」とゴルフクラブをプレゼントされたこと。
プレーしてみたら面白かったので「もっとうまくなりたい」とプロコーチに徹底的に教わるうちに、「ゴルフでも日本一になったらすごいことなのでは」と考え、再び「日本一になる」と公言。
持ち前の有言実行型で自分を追い込み、今年、アマチュアゴルフ大会で日本一に輝きました。
5分でもいいから練習を継続すること
そんな瀬戸口さんでも「時には練習が嫌になることもある」そうです。
それでも大切なのは「何のためにやっているのかを常に問うこと。そしてバランスや兼ね合いを図りながら、5分でもその目標を思い出して練習を継続すること」
今後は武術で達人になることと、ゴルフのさらなる高みを目指すとのこと。
常に自分を追い込む目標が目の前にある、瀬戸口さんの今後が楽しみです。(取材・執筆/おーた)