伊豆縦貫道おすすめドライブコース!道の駅でグルメや買い物を楽しみ、雨の日も楽しめる『伊豆極楽苑』へ
雨の日のドライブは伊豆縦貫道で伊豆極楽苑へGO!
「せっかくのお休みなのに、雨だから行く所がないなぁ」と思っているあなた!今回は、雨の日でもOKな伊豆市の「伊豆極楽苑」までのドライブコースをご紹介します。
「極楽苑」と聞いてどんなところを思い浮かべましたか?この令和の時代に、なんともアナログでレトロなところがクセになる「伊豆極楽苑」は、地獄極楽めぐりができる、あの世のテーマパークです。
極楽苑のそばの道を通ったことがある方は、気になっていたはず。駐車場前には、いくつものおどろおどろしい閻魔様の旗がなびき、虎のパンツをはいた大きな鬼の像がこちらを向いて笑っています。「ここは何だろう?気なるけど、怪しげ(妖しげ)で、入るのにはちょっと怖いような…」と思った方も多いのでは!? 私もその一人でしたが、思い切って行ってみました!
1. 道の駅 伊豆ゲートウェイ函南
まずは、東名沼津ICを出て、そのまま伊豆縦貫道に乗ります。20分ほど走ると左手に「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」があります。
「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」には、伊豆の食材を味わえる飲食店、伊豆の魅力を感じさせる物産店、情報を発信する案内所などがあります。
中ほどに行くと、なにやら人が集まっている場所があり、近づいてみると「オラッチェソフトクリームスタンド」でした。横には、大きな丹那牛乳パックを模したものが、コーヒー牛乳パックと共に並んでいます。真ん中あたりには、それぞれ蛇口が付いて、なんと牛乳パック蛇口からは「飲むヨーグルト」、コーヒー牛乳パック蛇口からは「ホットチョコ」が出てくるとのこと。
今回は「ホットチョコ」を選択。店員さんにオーダーをして、ホットミルクをいただき、早速蛇口をひねってチョコ注入。まぜまぜして楽しくおいしくいただきました!
2階には、「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南」にわたる通路があり、河原側に行くことができます。狩野川について学んだり、防災知識を高めることができる「水防多目的センター狩野川展示館」などもあります。
土手を下りるとドッグランや多目的広場があり、ウォーキングやサイクリングも楽しめます。予約すればBBQやキャンプも可能だそうですよ。
道の駅の両サイドには、商品が購入できたり、工場見学などができる「めんたいパーク伊豆」と「伊豆わさびミュージアム」があります。「へ~」が見つかるこちらも面白い施設となっているので、立ち寄ってみると楽しいですよ。室内施設なので、雨の日でもOKです。
次は、伊豆縦貫道に乗って10分ほど行くと「道の駅伊豆のへそ」があります。途中料金徴収所(普通車200円)がありますが、ETC・クレジットカード・電子マネーは使えないので、現金のご用意を。
2. 道の駅伊豆のへそ
こちらの施設には、レンタル可能な世界的自転車ブランド「MERIDA」展示や、室内で走ることができるコースがあります。また、リーズナブルに泊まることができる、温泉付き宿泊施設も併設されています。
その他、地元新鮮素材を買うことができるお店や、「いちご専門店 BonBonBERRY 伊豆の国 factory」もあります。いちご専門店は、いちごづくしのピンクを基調にしたかわいいお店で、買い物の他、カフェやスイーツも楽しむことができます。
次は、また伊豆縦貫道に乗って、今度は右手に見えてくるドライブイン「いちごプラザ」に寄ります。
3. いちごプラザ
ここに来たら、やはり「いちご大福や」の「いちご大福」は欠かせません。白あんと甘酸っぱいいちごの相性は最高です。
おなかがすいてきたので2Fの「お食事処一休」で食事をとります。今回は「かに汁ラーメン定食」と「かに汁雑炊定食」にしました。この辺りで有名な「もくずがに」で出汁を取った一品で、かにの香りがして体も温まり、とてもおいしかったです。
定食のきゅうりについていた「わさびみそ」がおいしかったので、1Fの売店で早速購入しました。いちごプラザ内で3,000円以上のお買い物をすると、伊豆縦貫道の200円分の通行券1枚がいただけるということで、食事料金と併せて1枚いただきました。
さらに先に進みます。料金徴収所(普通車200円)がありますが、こちらも現金のみなのでご用意を。今回は「いちごプラザ」でいただいた回数券を使用しました。
25分ほど走り「月ヶ瀬IC」で下ります。看板に沿って行くと右手に「道の駅 伊豆月ケ瀬」があります。新しいきれいな施設で、食事や地元のものを購入できます。表のキッチンカーも、地元ならではのものがありよかったです。
いよいよ「伊豆極楽苑」に向かいます。136号を走り、3分ほど進むと左手にあります。見逃すことはないと思います(笑)。
ついに、伊豆極楽苑へ
最初にも書きましたが「なんだか怪しげ(妖しげ)?」なので、ちょっと緊張して受付に行くも、なんともやさしげな男性が対応してくださり安心しました(笑)。
お得なセット料金がおススメということで「極楽苑+秘宝展(R18)」のチケットを購入。
戸を開けると大きな閻魔様がお出迎え。お子さんの中には、ここでリタイヤもあるそうです(汗)。
まずは、最初のお部屋で案内人・彰洋さんによる、あの世についての概要説明を拝聴します。「人の死亡率は100%」から始まり「四十九日」「因果応報」の意味や「輪廻転生」など、あの世の話はとても興味深く勉強になります。
薄暗い階段を上り、いよいよあの世へのスタートです。
死出(しで)の山を超え、初七日を終え、三途の川を渡り…それはもうおどろおどろしい地獄が続き、地獄ってこんなにおっかない所なのかと、とにかく恐ろしい!最後には美しい極楽に無事到着。
お土産コーナーには、三途の川に持っていくと便利な?六文銭やイカシタ?地獄Tシャツなども売っていました。
「秘宝展」は一度外に出て、外階段から。こちらは大人の世界なので、18歳未満は入ることができず、写真も不可なのでご注意を。
極楽苑の館内のものは、全て手作りとのこと。レトロ&アナログ感も相まってとても面白かったです。館内は、動画不可・写真OKだそうです。是非ご自分の目で見て、この空間を体感してください!(笑)
文:KAITO