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心づくしの味わいにほっこり♡お米と海苔にこだわるおにぎり専門店『おにさん』 明石市

Kiss

山陽電鉄江井ヶ島駅から徒歩約7分、県道718号(明石高砂線)沿いにあるおにぎり専門店『おにさん』(明石市)に行ってきました。

9年前からこちらで明石の地酒を扱う居酒屋『わらい屋』の店舗を営んでいるオーナーの藤原さん。8年前から月に1回こども食堂(現・みんな食堂)を始めたことをきっかけに、近隣の子どもや大人が集う場に。

左からオーナーの藤原さん、スタッフの小林さん、店長の田中さん

「あったかいおにぎりを食べたことがない」という子どもたちの言葉をきっかけに、握りたてのおにぎりを提供したいと2024年4月におにぎり専門店『おにさん』をオープンされました。

店内はカウンター10席で、持ち帰りにも対応

店名の「おにさん」の由来は「さよならさんかくまたきてしかく」を「おにぎりさんかくまたきてしかく」と子どもがことば遊びをしていたフレーズから。ひらがなで親しんでもらいやすいお店にしたいと名付けられました。

おすすめメニュー

おむすびの種類は全部で25種類とバリエーションも豊富。山の湧き水で育った兵庫県丹波産の農家のお米と明石の海苔にこだわり、注文が入ってから握りたてを提供しています。

どれも美味しそうなのですが、今回は「甘辛肉みそ+卵黄しょうゆ漬けのおにぎり」と「みそ汁、お漬物、鶏のから揚げ(Cセット)」をいただきました。

「甘辛肉みそ+卵黄しょうゆ漬けのおにぎり」と「みそ汁、お漬物、から揚げ(Cセット)」990円(税込)

みそ汁は、かつおといりこの出汁にこだわり、無添加のみそを使用。具材も玉ねぎ、大根、ニンジンと野菜がたっぷり入っています。きゅうりの漬物は40年のぬか床を受け継いだ昔ながらのほっとする味わいです。

メインのおにぎりはお米を1個150g(約半合)使用。甘辛肉みそは、豚そぼろ肉を、玉ねぎ・ニンニク・ショウガと一緒に炒め、甜面醤でコクと甘辛さを出しています。卵黄は3~4時間しょう油液に付け込んでいるので程よい塩味を感じます。卵黄丸々1個分と溢れんばかりの肉そぼろがおむすびの中に!おにぎり1個で大満足のボリュームです。

から揚げは、しょう油風味のサクサク衣。肉汁もジュワッと湧き出てきます。冷めても柔らかく食べやすさを重視しているそう。お料理に使用する醤油はすべて、西脇市の足立醸造の国産有機醤油を使用するこだわりです。

おにぎり1個から販売していて、お昼時になるとテイクアウトのお客さまで賑わいます。近隣に保育園があり、子ども連れの家族、大人の女性客、小学生1人でコインを握りしめておつかいにくる子どもの姿も。

タレと梅肉の2種類の味が楽しめる『えび天むす5個セット』780円(税込)

気さくなオーナーの藤原さん、着物姿に割烹着が似合う店長田中さんとスタッフの小林さん。3人の朗らかな笑顔と親しみやすい雰囲気で、美味しいご飯をまた食べに行きたくなるお店です。

「普段なかなか外に出られないご高齢の方も、おにぎりを食べたいと来てくださいます。あったかい食事を囲んで、みなさんにほっとしていただく時間を提供したいです」と店長の田中さんは話します。


場所
おにさん
(明石市大久保町江井ヶ島1028-1)

営業時間
11:00~15:00(お米がなくなり次第閉店)

定休日
日曜日、祝日の月曜日

駐車場
店前3台有


酒類について
夜の居酒屋『わらい屋』営業時間帯のみ提供しています

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