都道府県魅力度ランキング 静岡県16年目で初の1ケタ順位 トップ10から漏れた県は?
■トップ3は昨年と同じ 静岡県は14位から9位に上昇
毎年話題となっている「都道府県魅力度ランキング」が発表された。静岡県は調査が始まって16回目で初の1ケタとなる9位。昨年の14位から順位を上げた。トップ3は昨年と同じで、茨城県は最下位を脱出した。
都道府県魅力度ランキングはブランド総合研究所が調査している「地域ブランド調査2024」をもとにしたもので、全国1000の市区町村と47都道府県を対象にアンケートを実施している。
魅力度は、各地域名に対して「どの程度魅力的に思うか」を質問し、回答者は「とても魅力的」から「まったく魅力的ではない」まで5段階の中から1つを選ぶ。「とても魅力的」または「やや魅力的」と回答した割合を反映し、それぞれの選択肢に付与した点数を加重平均している。
この結果、北海道が70.8点でトップ。2位は55.6点の京都府、3位は49.8点の沖縄県だった。トップ3は昨年から不動で、北海道と京都府は調査を開始した2009年から16年連続で同じ順位となった。
静岡県は34.6点で、昨年の14位から大きく順位を上げて9位。調査開始以来、初めて10位以内に入った。8位の長野県も13位から上昇。昨年8位の奈良県と10位の長崎県が、トップ10から外れた。
【静岡県の歴代順位】
2024年 9位
2023年 14位
2022年 14位
2021年 15位
2020年 14位
2019年 13位
2018年 13位
2017年 14位
2016年 12位
2015年 20位
2014年 14位
2013年 12位
2012年 12位
2011年 12位
2010年 11位
2009年 12位
■最下位は2年ぶりに佐賀県 全国平均は過去最高点
一方、ご当地タレントなどが自虐的に語って注目される下位争いは、顔ぶれが同じだったものの順位に変動があった。昨年最下位だった茨城県は16.0点で45位に順位を上げた。46位は15.2点で順位を1つ下げた埼玉県で、最下位は14.9点の佐賀県。佐賀県の最下位は2年ぶりとなる。
全国の平均点は28.0点。昨年から0.8ポイント増加し、過去最高点を記録した2022年の27.7点を上回った。
(SHIZUOKA Life編集部)