全国1000人以上の「カーネルおじさん」が〝武者〟に変身するらしい 鳥取にも初上陸で47都道府県を完全制覇
そろそろゴールデンウイークが近づいてきたわけだが、Jタウンネット記者には毎年、楽しみにしていることがある。
ケンタッキー・フライド・チキンのシンボル、カーネル・サンダースおじさんの〝武者化〟だ。
いつもは白スーツのおじさんが、個性豊かな鎧兜を装着! これこそ、GWの風物詩である。
ケンタッキー・フライド・チキンでは毎年、5月5日の端午の節句に合わせて、「武者カーネル」を登場させている。
各店舗の従業員が段ボールなどの廃材や再生古紙を使って手作りした甲冑をカーネルおじさんの立像やフィギュアにまとわせているのだ。
それが今年、2025年は5月2~6日の期間に過去最大規模で行われ、さらに初めての取り組みも行われるようで――!?
武者カーネルが、動く!?
「武者カーネル」は「お客さまに喜んでいただきたい」という店舗従業員の思いから、1984年にスタートした地域活動行事のひとつ。
広報担当者によると、2020年は約30店舗、21年は約100店舗、22年は約110店舗、23年は129店舗が参加し、武者カーネル40周年の24年は892店舗に拡大した。
そして2025年。同社が発表したリストによると、なんと1167店舗が武者カーネルの展示を予定しているという。
これは過去最多の参加数だ。公式サイトに記載されている店舗数は1232店舗(24年3月31日時点)なので、95%近くの店舗が展示を予定していることになる。
しかも、昨年は実施がなかった鳥取からも、6店舗が参加予定。鳥取に武者カーネルが登場するのは初めてなんだとか。
つまりは、今まで「武者カーネル」に会えなかった皆さんも、今年は会える可能性があるということ!
さらに今年は、店頭で商品を購入すると、「武者カーネルARカード」(数量限定、3Dと2Dの2種類から1会計につき1枚)がもらえるという新たな取り組みも行われる。
AR――Augmented Reality。つまり、拡張現実。武者カーネルが現実に拡張してくるって......どういうこと!?
リリースには、こう記載されている。
「 "11"の文字が刻まれた魔法陣がカーネルの足元に出現し、稲妻が走った後、武者カーネルが現れます」 「普段は見られない、動く『武者カーネル』の姿をお楽しみください!」(武者カーネルARカード3D版の説明より引用)
ど、どういうこと......?
ちなみに2D版ではフィギュアバージョンの武者カーネルの前を、鯉のぼりの大群が横切り、カーネルが驚くそう。GWが始まったら、チキンを食べてその光景を見るしかない......。
さらにさらに、今年は最寄りの武者カーネルだけでなく、全国の武者カーネルを見ることもできる。
特設サイトで一覧化され、〝推し武者カーネル〟に投票できる「武者カーネルコンテスト」が実施されるのだ。
投票期間は5月2~11日。武者カーネルARカード裏面のQRコード、あるいは公式Xや公式noteに掲載されるURLからアクセス可能になる(2日~)。
「 あなたの応援で、全国のカーネルたちが輝きます」(プレスリリースより)
地元のカーネルおじさんにいいねするもよし、サイトからイチオシのカーネルおじさんを見つけるもよし。とにかくあなたも〝推し武者〟を見つけて、輝かせてみよう。